登山の基本講座「ボルダリングと応急手当て」を御岳渓谷で実施しました。(2018年10月3日)
当日の多摩川は大増水。めぼしいボルダリング課題はほとんど水没という悲惨な状況でしたが即席で課題を設定し、修行に励みました。
狙いは、悪い足場でも片足でしっかり立つこと。そのため足裏の感触がわかりやすい裸足でトライしました。まずは、傾斜の緩いスラブの上り下り。登りは簡単ですが、下りは実力の差が出ます。
ノーハンドの課題もやってみました。落ちたらドボン。結構シビアで緊張します。美しく登るためには、練習が必要です。
慣れないクライムダウンの課題には、みな苦戦していました。アルペンブルーメの首領は、「だって下りは懸垂するもん」。
最後に、滑り台岩で8級課題に挑戦。受講者には無理かなと思ったら、クリアした人がいました。ちょっとびっくり。
午後からは応急手当ての実技でした。回復体位、圧迫止血、骨折の固定など練習しました。
できないこともありましたが、「もっと練習しよう」という意欲につながる機会にはなったかなと思いました。