秩父の簑山できのこ観察をしました(2019年10月14日)。ちょっと珍しいきのこは見られましたが、収穫は栗、アケビ、キウイフルーツだけでした。でも、迷走もしたのでそれなりに楽しめました。
最初にあったのはロクショウグサレキン。図鑑で入念に下調べしてきたYさんが見つけました。青ぐされは見たことがありましたが、子実体をじっくりと観察したのは初めて。青ぐされもきれいだけど子実体はもっときれいでした。
台風の影響なのか、なかなかきのこが見つかりません。あっても朽ちかけだったり小さかったりで正体不明のものばかり。ニガクリタケが出ていたので図鑑で調べる練習をしました。少しかじって苦味を確かめるのも識別方法。「大して苦くない」と言っていた人もいましたが、「死亡例もある毒キノコ」と言うと急いで吐き出していました。図鑑にちゃんと書いてあるじゃん。
ベニタケ・フウセンタケ・イグチの仲間も多少見かけましたが、同定には至らず。結局同定できたのは、ロクショウグサレキン、アシボソノボリリュウタケ、ニガクリタケ、エリマキツチグリ、カゴタケ、ゴムタケの6種だけでした。
下山は見晴らし園地から簑山神社経由で皆野駅へ。車道へ出たところで道案内を任せたら、また山道に入ってしまい迷走しました。スマホのGPSで現在地を確認し、地図も持っているのに、どっちに進めばいいのかがわかりませんでした。
そもそも、舗装が切れて山道に入ったところでなぜ、おかしいと思わなかったのでしょうか。お互いにナビゲーションは誰かにお任せだったことがバレてしまいました。無事に里に出られた時、全員に握手を求める人もいました。いや、それほど大したことはしてません。
きのこが極めて少なかったのは残念。今年は不作なのかなとちょっと心配になりました。きのこシーズンも終盤ですが、もう少しあがきたいです。