4月2日(土)、残雪期の上州武尊山へ行ってきました。
8時のリフト運行開始を待って2基乗り継ぎ、リフト上部へやってきました。
まずは、ここを登って行きます。
のろまのワタクシが準備を終えても、誰もスタートしていきません。
リーダーが業を煮やして、スタートの号令がかかりました。
前日、20-30センチの降雪があったようで、トレースは全くありません。
よく見ながら、先に進みます。
やがて、目の前にはツルツルの急登が現れました。
左に巻こうとすると、リーダーが直登だと言いました。
ためらって振り返ると、リーダーの後ろについていた男性が、「直登が夏道」と言いました。
意を決して、登りだしました。
1歩2歩…先はキックステップでないと登れません。
どんどん、足元は硬くなり、キックステップが1発で決まらなくなりました。
運悪く、手にはポールを握っていました。
ピッケルを握っていなかったことを後悔しました。
もし、滑ったら他の人も巻き込むかもしれないと思うと、落ちるわけにはいきません。
ようやく、稜線に上がり一息つきました。
振り返ると、ワタクシが切ったステップを使って、どんどん上がってきました。
1番手だったのに、精神的にも疲労困憊しているうちに、抜かされました(笑)
剣ヶ峰に向けて、ガンバロー!!
剣ヶ峰山頂直下は雪が落ちていたり、手前では大きくクラックが入っていたりしました。
剣ヶ峰の下りです。
次は、ワタクシの番。
しかし、ここからの風景は最高ですね!
剣ヶ峰は、岩が露出していました。
アイゼンを引っ掛けないように気を付けて降りました。
アップダウンを繰り返して、武尊山へ向かいます。
無事に山頂へ到着しました。
ワタクシが指さしているのは、尾瀬方面です。
燧ヶ岳と至仏山
日光白根山と皇海山
山頂は風もなく心地いいので、のんびりと休憩をとって、雪だるまを作って遊びました。
剣ヶ峰を超えて帰りましょう。
手前の岩場は慎重に。
剣ヶ峰山頂です。
風があったら怖いくらい細いです。
剣ヶ峰山の指導票にも、雪だるまを投入しました。
リフト上部迄降りてきて、歩いてきたところを見上げると、雪庇が落ちそうです。
その上を人が歩いています。
約4時間の山行でした。
リフトに乗って帰りましょう。
無風快晴のラッキーなお天気でした(^^♪