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ヤマビルがやってきた

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ヤマビルがやってきた

ヤマビルが、ついに奥武蔵までやってきました。

6月初旬、河又の岩場のアプローチを探索に行ったらやられました。藪漕ぎをするつもりだったのでマダニ対策としてズボンの足首を養生テープで巻いてました。

足首のテープはマダニ対策

足首のテープはマダニ対策

ただ、素足にサンダルは無防備すぎました。気づいた時には見事に足の甲に食いつかれてました。良い子は真似しない!

足の甲から血を吸うヤマビル

足の甲から血を吸うヤマビル

やられたのはたぶん、藪ではなく岩場の下です。雨上がりで積もった落ち葉がドロドロでしたから。

実は1カ月ほど前に友人から周助山付近で被害に遭ったと聞かされてました。でも、マダニのような感染症は心配なさそうなので油断してました。引っ張ったら簡単に取れたし、出血も処置したら間もなく止まったので全然大丈夫です。広沢寺でやられた時は、本体はもういなくて「食い逃げ」されました。今回はちゃんと身柄を確保でき、じっくり観察できました。

じっとしているヤマビル

じっとしているヤマビル

動画も撮りました。体を縮めたり伸ばしたりしてシャクトリムシのように進みます。これが意外に速くて感心しました。

 

ヤマビルは対処方法さえ知っていれば恐れるほどのものではありません。血が止まりにくいので数カ所かまれると「血まみれ状態」に見えますが、1匹が吸血する量は多くて0.8cc程度だそうです。生息域が奥武蔵全域に広がるとも思えませんが、ある程度の注意はしたほうが良いと思います。

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