奥武蔵の北川尾根で地図読みを行いました。
北川尾根は「山と高原の地図」および国土地理院の地図にルートが示されておらず、尾根上に標識もなく人があまり入りませんが、踏み跡はあり地形を確認しながら歩くには面白いコースです。
参加者は12名。西武線西吾野駅を8:30にスタートしまずは舗装路を進みます。
高山不動・関八州見晴台を目指す一般ルート入口を通り過ぎさらに進みます。さて課題はどこから北川尾根に入るかです。今回は地図で地形を読み登れそうなところに着目しました。途中神社がありその裏から北川尾根に合流する細い尾根に乗れそうなことがわかります。
神社裏に道がありそこを入っていきます。
人が入らないので木の枝が道を覆っていたりします。しばらくすると道はなくなり斜面を登ることになります。そこそこ急ですが手を使わずに登れます。
すると細い尾根に乗り薄い踏み跡を辿ります。
しばらく登っていくと北川尾根に合流しました。ここで現在位置と行き先を確認。小ピーク3つ目が「オバケ山」。なぜオバケ山なのかとても気になります。ここで小休止。
さらに登っていくと踏跡は尾根から外れます。これは急登を上ったところの636mの小ピークを巻くのかどうかわかりません。ここでは踏跡はなくても尾根を上ってきます。あくまで尾根を外れないようにします。急登を直登し636mを通過しさらに進むと踏跡が左右に別れます。ここでも尾根を外れないように踏跡を進まず尾根を上っていきます。そしていよいよ北川尾根も最後。林道分岐のガードレールが見えてきました。最後急登を手を使いながら登り林道に出ました。ここで11:30(尾根歩きは2時間)。
その後一般ルートで関八州見晴台へ(12:00)。スタート時は曇っていましたが、関八州では晴れ渡りました。
展望の良い中30分昼食休憩をとり下りへ。
高山不動を経由しパノラマルートを経て下山しました。西吾野駅には計画どおり14:30に到着。
奥武蔵のマイナールートでの地図読みでしたが、短い距離で変化に富んでいるので急登はありつつも地図と向き合う良い体験となった思います。