(山行記録)
MARUさんが5年前から計画していた「八海山で八海山を呑む」計画。毎年悪天候にことごとく敗退し一番目の地蔵岳までしか行っていませんでした。今年の7月の計画も台風で中止となったが諦められず、今度こそはと最強メンバーでリベンジマッチを試みた。予報では登山日和、しかし至る所で雪の便りが聞こえ寒さ対策は十分に、かつ鎖場を考えて荷物は少なめに。Youtubeで見ると皆が大日岳の登りが怖いと言っていて、気持ちはビビり気味。
さて当日は良い天気に恵まれ幸先よくスタート。広い駐車場はスキーシーズンのためで、ガラガラの中ロープウエイ乗り場手前に駐車。西武プリンスの広いロープウエイは神楽スキー場と同じ。山頂駅に到着し、10時には山頂駅を出発した。樹林帯の穏やかな道を薬師岳へと進む。ほどなく梯子が2か所出てきてさすがと思わせたが、梯子をかけるほどでもなさそうなところではあった。1時間半で女人堂到着、すでに5~6人が休憩していた。昔は女性はここまでしか入れなかったのかと思う。さらに1時間梯子や鎖が出てきて薬師岳に到着。早速鐘を鳴らす。この後も鐘が出てくるがいろいろな音色が聴ける。紅葉も進んでいて見渡す限り綺麗に色づいていた。
さて薬師岳から少し降りて千本檜小屋に到着。ここで心の準備をして八つ峰へと向かう。今夜泊まるので小屋番さんに頼んで荷物を一部デポしていく。分かっていればアタックザックを持ってくるんだったが手ごろな袋に雨具や防寒着などこの先不要と思われるものを置いて荷物を軽くした。YUKIちゃんはちゃんとアタックザックを持ってきていた。最初から鎖梯子の連続だが不動岳までは鎖が多いという程度だったが、もはや鎖がいくつ、幾つの峰を登ったかなど覚えていない。鎖はさらに長くなり、七曜岳、白河岳は不明のまま白川岳に道標に着く。字が違うと思ったが、どうやらこの道標があるのは釈迦岳らしい。この後真下に降りる長い鎖があり下が見えない。MARUさんも少し疲労が出てきたか。しかし行くしかない。摩利支岳ははっきりとした道標があった。後二つと思いながら奈落の底のような深い谷に鎖で降りていき、と思うとまた長い鎖で登り返し、少し水平道を歩いて梯子とその先に鎖があるのが見えて、ここがYouTubeに出てくる大日岳への登りかとその意外と短いことに驚いた。予想外に簡単に大日岳登頂。達成感と喜びで何枚も写真を撮った。意外と時間をとったので入道岳の往復はあきらめ一番長いと思われる鎖を降りて迂回路で千本檜小屋へ向かう。最初に狭い道があり鎖が付いていても良さそうだったが崖を伝いながら歩いていく。ここが一番怖かったかもしれない。さらに上り下りと鎖梯子が出てきて、迂回路とは言っても楽ではなかった。
千本檜小屋に戻って、先ずはび^るで乾杯。その時思いだしたのだが、大日岳の頂上でお神酒代わりに飲もうともっていった八海山のワンカップ、結局忘れていた。
千本檜小屋は管理棟と別館から出来ていて、別館の二階が登山客用寝室になっていた。管理棟で夕食を食べやっと八海山を呑むことが出来た。祝杯を挙げ翌日下山した。
ヤマレコ : https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6066523.html
YAMAP : https://yamap.com/activities/27409926
youtube : https://youtu.be/UU3dGV1Hu2A?si=g1GVg9_HghJhd7Fy