前々から尾白川を遡行したいと思っていました。今回、鞍掛沢乗越沢に誘っていただき、行ってきました!
鞍掛沢は尾白川渓谷の上流です。頑張れば日帰りできます。しかし、今回はのんびり遡行し沢で一泊。
矢立石登山口から林道を進みます。
崩壊地はフィックスロープが張ってあり、
道も固まっていました。
途中トンネルが3か所。
短いトンネルで舗装されているので、
ヘッドライトが無くても歩けます。
林道終点から入渓点に下ると
エメラルドグリーンの水と白い砂のパラダイス
きれいなナメが多く癒されます
3段のナメ滝
このあたりから
雲行きが怪しくなってきました。
(夕立の予報あり)
乗越沢の少し手前の右岸の高台に幕営!
すぐに雨が降り始めました。
急いで焚き火を準備!
雨に降られ焚き火が消えそうでしたが、ブルーシートで火を守り何とか消えずに済みました。
アルミホイルで包み、焚き火で焼いたローストポークがおいしかった。(ごちそうさまでした)おかげで飲みすぎて焚き火の前で気分よく寝落ちしてしまいました。
翌朝はのんびりスタートして、乗越沢へ。
大きめの滝はほぼ巻きましたが、懸垂することなく川床に復帰できました。
うまい具合にコルに抜けて装備を解除
荷物をデポして鞍掛山と展望地へ向かいます。
まあまあの急登で、一部鎖がついていました。
(暑くてキツかった。)
鞍掛山の山頂は展望がありませんが、少し先の展望地に行くと、すぐ目の前に甲斐駒が鎮座していました。
コルに戻り、軽く腹ごしらえして、日向山に向かいます。
下って登り返し、下って登り返しが続きます。
途中、鳳凰三山と富士山がチラチラ見えてテンションが上るのですが、気温が高くて暑い・・・
日向山に登るビーチは急登かつ遮るものが何も無い。
一段と暑い。
写真の真ん中あたりに樹林帯に続く白い道が見えますが、そこから這いがって来ました。
日向山からは八ヶ岳がきれいに見えます。昼どきで休憩している登山客が大勢いました。
沢泊装備で登山道を登るのは辛く、暑くて熱中症になりそうな陽気でしたが、沢登と登山の両方を楽しめました。