大人気のため人数制限がうわさされた、料理長(リーダー)主催の沢人きのこ山行。申し込んでいいだろうかと悩んだ末、思い切って参加に手をあげました。次々手が上がり、総勢11名、全員参加させてもらえることになりました。
今回は全員が行ったことのないルートです。移動日である土曜日は大雨でしたが、リーダーと一部の方々は下山口まで下見に出かけました。買い出し班は食材調達。会津でお昼をとり、のんびり集合場所に向かっていると、下見グループの車が登山口への林道で脱輪しJAF待ちと連絡がありました。下山口への道は厳しそうです。集合時刻ごろ、全員快適なコテージに集まり、室内BBQ!
当日は、完璧な秋晴れでした。車一台を下山口に置き、手前の登山口から出発しました。登山道と沢が分かれるところで入渓。11月の東北ですが、好天のおかげで沢の水温も冷たくありませんでした。
沢を歩いたり、岸を歩いたりしながらきのこを見つけて、リーダーに名前を教えてもらいました。
いちばん多かったのはナラタケ。幼菌の様子を教えてもらいました。小さくて傘が開いていないものを探しました。リーダーがこれは上物、と評していたものは、大きくてきれいでした。
他のキノコはなかなか出てきませんが、メンバーのひとりが大量発生のムキタケを発見!目新しいキノコに出会うとテンションがあがります。みんなぞろぞろと戻って写真撮影。
標高750mを超えるとナメコがあるかも、と探しましたが、今年は発生しなかったのか、先客がいたのか、ナメコには出会いませんでした。
沢の水量が少なくなったあたりで、きのこ探しは終了しました。
沢を逸れ、少し上がると細い尾根に出ました。紅葉で黄色く色づき鮮やかな尾根を、小枝をかき分けかき分け、150mほどのつめで登山道に出ました。
ここからは夕食準備を優先し、最短下山ルートで下山。落ち葉の積もった道を、朝来た登山口へ下りました。
宿泊予定地は、もともと下山を予定していた登山口近くの避難小屋。しばらく登ったところにあり、下見の際に、その日他にも利用者がいることが分かっていました。メンバーのひとりが「避難小屋まで行く意味はあるのでしょうか?」と質問。「確かにそうですね」(リーダー)、ということになり、脱輪の道を避け、避難小屋で私たちを待っているかもしれない他登山者を見捨て、コテージに戻りました。お風呂も調理も快適でした。「はじめからコテージにしておけば良かったですね」(リーダー)。
今回の山行で他に見ていただきたい写真はこちら。
今回、参加者誰も行ったことがなく、遡行記録もあまりない、ルートは行ってみて判断という点、とてもわくわくしました。林道以外に難所もなく、寒さにも凍えず帰ってこれました。
楽しいきのこ探しとおいしい料理、ありがとうございました。二日連続へべれけになった皆様お疲れ様でした。
来年のナメコリベンジ、楽しみですね!