ダイヤモンド富士とプチナイトハイク
集合
12/23(土)、maunakeaさん主催で、富士山に日が沈むというダイヤモンド富士を見に、高尾山に出かけました。集合は12:30高尾駅。参加者は合計7名。お天気は快晴です。
日影沢
小仏行のバスに乗り、日影バス停で降車しました。北東尾根取り付きに向かう日影沢渡渉ポイントで準備を整えて、出発しました。晴天続きで水量は少なく問題なく渡渉できました。
この日はおくみさんがメリークリスマス!なコスプレを用意してくれていて、サンタとトナカイのかぶりものをかぶって歩いていました。
氷の花、シモバシラ
日影乗鞍を過ぎ、日影林道に出たあたりで、下山してくるグループに会いました。その方たちもクリスマスのかぶりものを着用しており、同じ趣向の私たちに親近感を持ってくださったようで、嬉しそうに手を振って話をしてくれ、この道を少し進むとシモバシラがありますよ、と教えてくれました。
シモバシラはたくさん見たけどな、と思いながら進んでみて、私は初めて、ばらしホタテ形ではないシモバシラのことを知りました。
リーダーによると、シモバシラという植物があり、根からあがってきた水分が、凍って氷の花のようになるとのこと。なるほど!
「シモバシラを来年も見るために」登山道をはずれてはいけない、という看板は見たことがあり、その意味をようやく理解しました。
思わぬところで運を呼んだクリスマスコスプレ。おくみさんありがとう!
お汁粉
小仏城山で休憩後、高尾方面に。一丁平東屋に着いたのは三時半。まだお日様が沈むには時間がかかりそうです。ここで今日のお楽しみのお汁粉開始!
大きなお鍋に粒餡を入れ、お水で伸ばし、温めました。
寒いからでしょうか、バーナーの火がちょっと心もとないようです。中途半端に残ったバーナーを持ってきたので、ハイパワーじゃないからね、とのことでしたが、バーナー容器を手で覆うと、ぼぉおっと音を立てて燃え始めました。
水に浸して持ってきてくれた白玉と、焼芋をカットしてお鍋に追加。
ふつふつとしっかり温まったところで、カップにつぎ分けて、いただきます!
時間がたつと固くなる?と心配していた白玉は、温めなおすと柔らかくなるようで、ぷるんぷるんな白玉と、崩れそうに柔らかいお芋がはいったお汁粉をはふはふしながらおいしくいただきました。
ダイヤモンド富士
食べ終わったところで、展望台からダイヤモンド富士鑑賞。
今年の見ごろは12/16(土)~12/24(日)とのことで、真ん中の12/20(水)頃は、お日様がピンポイントに頂上に消える感じだったのでしょうか。私たちが眺めた23日は、夕日が富士山のピークから右に滑り降りるように沈んでいきました。
夕日とはいえ、沈む前の太陽はかなりまぶしく、サングラスを用意しておくと、ちょうどよい光の量で景色を眺められることが分かりました。次回はぜひサングラスを忘れずに!
高尾山
高尾山山頂で三角点タッチ後、下山開始しました。6号路の予定でしたが、皆の希望により、吊り橋のある4号路に進路変更。
ムササビ
つり橋を過ぎて進んでいると、キューキューと動物の鳴き声が聞こえてきました。カエルじゃない?いや上から聞こえるよ、と立ち止まって眺めていると、動物の姿が確認できました。
「目玉だ!大きいね、ムササビだよ、多分。」
「やったー!」
「よかっね!」
「見れた見れた!」
待っていると何度か飛んで枝を移る姿を見ることができました。
ほとんどの人がムササビを自然で見るのは初めて!感激して、名残惜しく下山しました。
リーダーはここのところ毎年このダイヤモンド富士企画をやっているとのこと。
今回参加した方も、風邪をひいて参加できなかった方も、また来年一緒に行けるといいですね!