2023年12月3日~5日
練馬山の会の創立50周年記念企画として回を重ねてきた「みちのく潮風トレイル」を歩いてきました。
みちのく潮風トレイルとは、東日本大震災の復興支援として八戸から相馬間の約1000キロに環境省がつくったトレイルです。
こちらの続き、A班とB班が合流した3日目の記録です。
下船渡駅からBRTに乗って小友(おとも)駅で下車し、予約しておいたジャンボタクシーに乗り込みました。
3日目は7人で行動します!
陸前高田市ルートを歩きます。
陸前高田市の広田小学校は、被災を免れ、避難所となったそうです。
なんだろうと思って撮影していた石碑です。
後に調べてみると、この広田町は昭和8年の大津波の教訓を後世に伝えるべく、こうして石碑に刻んでいたそうです。
「それ津浪機敏に高所へ 廣田村 」
「低いところに住家を建てるな」
「津浪と聞いたら欲捨て逃げろ」
「地震があったら津浪の用心」
2011年の震災では210戸中110戸が倒壊等をし、被害者も出たそうですが、海を観に行くと言った高齢者を止めるなど、被害縮小に導いたようです。
ここからトレイルが始まります。
民家の脇から畑の間を通って登山道に入った付近は、動物の足跡がたくさんありました。
海が見えると、「みちのく潮風トレイル」らしくてテンションが上がります。
クマザサの登山道を進みました。
海の色が、南の島の海みたいに綺麗でした。
上って、下りて、上って💦💦💦
海上安全・家内安全の神様だそうです。
旅の安全を願います。
リアス式海岸線を歩くので、ジグザグなかなか進みません(笑)
でも、景色は最高です!
展望台に上って、記念撮影しました。
展望台から見た歩いてきた方面。
黒崎仙挟温泉が3日目のゴールです。
温泉に入る時間はなかったけど、ビールはいただきました(^^♪
予約しておいたジャンボタクシーに乗って小友駅に戻りました。
BRTに乗って気仙沼駅へ。
気仙沼駅で見つけたマルちゃんの芋煮うどん
気仙沼駅から在来線に乗って一ノ関駅に移動し、新幹線で帰京しました。
2泊3日、お天気にも恵まれたし、A班は車中から「奇跡の1本松」も観られ(B班はそばまで行ったそうです!)、青と白のテープを追った緊張のルートもあり、7人で歩いた海を見下ろすルートありと、変化に富んだトレイルを経験出来ました。
次回は、1月20日から2泊3日の予定です。
ご参加希望の会員の方は、早めにリーダーSさん迄。
メモ:歩行時間約3時間、距離約6キロ、上り下り300m、平均ペース標準、歩数約10600歩