左俣を経験ずみのリーダーの強い誘いで今度は右俣へ。沢は1000mにも満たない山(三峰山)付近を源とする。標高は低いが谷は水量もありゴルジュ、釜、滝、急傾斜の泥壁とともに深山を感じさせる。とても丹沢とは思えないエリアだ。しかもこれだけの低い標高で沢登りのエッセンスがぎゅっと詰まった沢は珍しい。ヒルの存在が入渓パーティーを少なくしているがもし1年を通してヒル
がいなければ大変な数のパーティーを目にするだろう。メンバーはリーダー白飯、白飯の友人のKさん,マー君。勝手な思いだがこの沢のポイントは急峻なツメの処理だろう。ライン取りや体力が問われる沢だ。