5月11日(土)、T木さんと奥武蔵の武川岳を歩いてきました。T木さんから「山選びは任せた。」と言われ、3択で提案させていただいた中からT木さんが選んでくださったのがこの山行です。
飯能駅からバスに乗って名郷へ向かいます。飯能駅では、1本前の電車で到着して、バス停で並んだので座れましたが、途中の停留所ではお客さんが乗れないくらいの混雑でした。約1時間、立つことにならなくて幸いでした。
ルートは、名郷バス停~天狗岩~前武川岳~武川岳~蔦岩山~焼山~二子山雄岳~二子山雌岳~芦ヶ久保駅です。
名郷バス停で下車した乗客は、皆さん他の方向へ向かったので誰もいません。
YAMAPデビューしたT木さんに、使い方をお教えしながら進みます。
真っ直ぐ進めそうですが、鉱山があるようでトラバース気味の迂回道に誘導されます。
「男岩に行きましょうよ~!」と言ってみました(笑)
男岩は、しばらく岩場が続きますが、3点支持で歩けば問題なく高度を上げていけます。
前武川岳の指導標の周りには、大人数のグループがいて登山道もふさがれています。間をぬって写真だけ撮り先に進みました。
前武川岳の先は、気持ちの良い新緑の道です。武川岳迄15分程度なので、休憩を入れずに進みました。
休憩している方に挨拶をしました。「今日は気持ちの良いお天気で、良かったですよね~」「このルートは、いつ来ても人が少ないですね。」「もしかしたら、大人数のグループが上がってくるかもですよ。」などと会話を交わしました。うっかり、三角点タッチを失念してしまいました。
ベンチがいくつかあって、そよ風が気持ち良いですが、日当たりが良いところは暑いですね。
山頂より1段下りた日影でランチ休憩です。
休憩中に上がってきた大人数のグループが、休憩を終了したらしく立ち上がったので、ワタクシたちは先にスタートすることにしました。
ここから先は、大小のコブも含めてアップダウンを繰り返すトレーニングの道になります。後半で疲れも出ますが、頑張って行きましょう!
実は、このコースは3度目です。1回目は2020年10月、2回目は2022年11月でした。2022年11月は膝まで埋まる落ち葉にやられ、いまだに落ち葉にはトラウマレベルです💦
焼山からの展望がこの日のご褒美です! 半分は削られることなく残っているが、半分はピラミッドみたいな武甲山が見えます。
焼山から先の登山道で、何やら動くものを発見! 思わず立ち止まるとマムシでした。お互いに気が付いたタイミングが同じだったのか、鎌首をもたげるマムシ…慌てて、T木さんのところまで走って逃げるワタクシ。ワタクシは、おばあちゃんに「マムシは追いかけてくる。」とか、「1mくらい飛んで襲ってくる。」と聞いたことがあり、とても慌てました。T木さんは、「まだいる?」と言いながら先に進み、「あ~いたいた!」と足元の石を拾って投げました。ワタクシは、恐る恐る近づいて、落ち葉の中を去っていくマムシを確認しました。
ワタクシは、マムシにも驚きましたが、自分が走れることにもっと驚いた次第でした💦
二子山雄岳の山頂には三角点があります。ここではしっかりタッチしました!
二子山雌岳に登り返して下りた先には、しばらくロープが張ってある区間があります。このロープのおかげで、ルートロスもしにくいですし、ザレて滑る急坂を安全に下りることも出来ます。ロープは途中までしかありませんが、ありがたい存在です。
ロープの先を歩いていくと、尾根から沢筋に下りるサインがあります。
沢沿いに芦ヶ久保駅に向かって歩きます。途中で登ってくる、あまり山に慣れた感じではない男性二人連れとすれ違いました。T木さんが優しく「上るには遅い時刻だ。」と注意してくれました。14時半です。どこまで行くのかわかりませんが、季節によっては下山時には暗くなるでしょう。ヘッドランプも持っていないかもしれないふたり連れ。いつしか、T木さんの言葉に感謝する日が来ることと思います。ワタクシは、彼らの代わりにT木さんにお礼を申し上げました。
沢沿いには水場があって、T木さんは気持ちよさそうに顔を洗っていました。
休憩をとった水場のそばには、小さな花々が咲いていました。
しっかり歩いた1日でした。
芦ヶ久保駅のそばの道の駅は、人と車で賑わっていました。人が入らないように撮影しました。
お疲れ様でした。T木さんがビールをご馳走してくださいました。おいしい地ビールが沁みました。
名郷から北上して芦ヶ久保駅に抜けるこのコースは、思いの外アップダウンが多いです。マムシのしっぽを踏むこともなく、走れることに驚いたオマケ付きのトレーニング山行でした(^^♪