今季2回目の雪山登山に出かけてきました。メンバーは、立山雄山もご一緒してくださったY子さんと、ワタクシT美です。
12月8日に前泊して12月9日、菅の台バス停から始発バスに乗りました。平日というのに、バスは満席で補助席も使うぐらいです。というのも、駒ケ岳ロープウエイが12月1日~6日迄メンテナンス運休で、7日、8日のお天気がイマイチで登頂した方はいなかったようで、この日を待っていた方が多かったのだと思います。このシーズンは、まだ雪崩や凍結の心配も少なくて、良いシーズンだったと思います。
ワタクシたちが身支度をしている間に、先行していってくださった方々は、一気に降った雪の中ラッセルしてくださっています。膝上迄、時に腿が埋まるほどの雪の中、先頭を入れ替わりながらのラッセルです。激ラッセルの経験はあるのでわかりますが、めちゃくちゃ体力を消耗します。
後発のスタートでのんびり歩くワタクシたちが、追い付くぐらいのスピードです。
途中でスノーシューに履き替えている方々がいらしたので、「先頭に出て、ラッセルお願いします!」というと、にっこり笑ってワタクシたちを追い越していきました。先頭でガシガシとラッセルしてくださっています。やがて、わかんチームが3人、スノーシューがひとり前に出てくださって、一気にスピードがアップしました。ワタクシたちは、ありがたくトレース泥棒をさせていただきました!
乗越浄土手前の八丁坂は激急登で、写真を撮ることも、振り向くこともできませんでした。もふもふな雪の為、ところどころアイゼンもピッケルも全く効きません。乗越浄土から、ハーネス・カラビナじゃらじゃらの男性二人が、宝剣岳に向かっていきました。
中岳山頂は大展望です。
南アルプスの奥には富士山がくっきり見えました。
木曽駒ケ岳は、西駒と言われるようです。この地方の方からしたら、木曽と付くのはおかしいらしいです。
中岳から一度下って行きます。風も強かったのでしょう。エビのしっぽが豊漁です。
エビのしっぽひとつずつは、シェル型マドレーヌみたいな形をしていました。ちなみに、Y子さんが撮った写真は、ホタテみたいだったそうです。
一等三角点・信駒ヶ岳(登記簿の所在地は宮田村)
御嶽山も雪を頂いて、とても存在感がありました。
乗越浄土から緊張の八丁坂を下り、後続の方が追い越してもらえるところで脇に避けました。見た目よりずっと急坂です。
ホテル千畳敷までもう少し。振り返れば、後続者がたくさんいます。往路は大変でしたが、復路はあっという間でした。
無事な登山に感謝の参拝をしました。
中央アルプスの7つの山の「お山印」。帰りに寄ったこぶしの湯で、読めない山名を教えてもらいました。スタッフの女性が、フリガナをふってくださったので、忘れないように写真を撮ってきました。①の「将棊頭山」は「しょうぎがしらやま」、⑤の「檜尾山」は「ひのきおやま」、⑦の「越百山」は「こすもやま」というそうです。こぶしの湯は、DHCのアメニティで、バレルサウナからアーベントロートに染まる南アルプスが一望出来て、Y子さんの一番オシの温泉施設となりました。
木曽駒ケ岳、グリーンシーズンにも行ってみたくなりました。