ヒルが出る前に丹沢を歩きたいな~と思い、以前丹沢主脈縦走した時のヤビツ峠から入山するコースを考えた。
2月11日、鍋割山に登った時には、山頂にちょっとだけ雪があった。ところが、前日の19日、東京でも雪が降った(すぐ解けたけど)。
以前、丹沢主脈縦走した時同様に、ヤビツ峠から入山するコースを予定していたが、19日はバスがヤビツ峠手前の蓑毛までしか上がらなかった。20日の状況は不明だ。そこで、SLのK下さんの提案で蓑毛からヤビツ峠まで1時間半ほど歩き、三ノ塔まで行って大倉へ下山しようと打ち合わせした。三ノ塔から大倉は、エスケープルートとして計画書に盛り込んでいた。積雪はあっても良いけど、バスが上がらないのは仕方ないこととはいえ困ったものだ。
20日当日、小田急線の中で検索の結果、始発バスからヤビツ峠まで上がることがわかり、計画書通りヤビツ峠スタートとなった。
メンバーは、サブリーダーのベテランK下さん、昨年日本百名山を踏破したY子さん、昨年入会したK子さん、リーダーのワタクシT美の4人。

ヤビツ峠から1.7キロ歩いてきた
やっぱり、雪がたっぷり。丹沢感がないね。

二ノ塔は、ベンチにも雪がこんもり
お天気は良く、風もほぼない。

アップダウンや狭いところが多くなってきた
ツボ足では滑る。

三ノ塔
毎度三角点を見過ごす
海が見えた。江の島もくっきり。でも、残念なことに富士山は裾野だけしか見えなかった。

烏尾山荘迄もう一息
三ノ塔から大倉への下山は止めて、計画書通り塔ノ岳を目指すことにした。

行者ヶ岳の先
標高を上げていくのに下る
アップダウンが多いってことね
下りは少し間隔を取って、慎重にね。

ここも下り
長い下りは、鎖がありがたい!

政次郎ノ頭手前、下りの鎖場
ここが核心部
鎖はひとりずつね。岩場のチェーンスパイクは滑るから、慌てないで慎重に。

先の方に先行者ふたり
あの付近が政次郎ノ頭かな
表尾根はよく整備されていてありがたい!

肉球くっきりのアニマルトレース
K子さん、まさかの初雪山とのことで、雪に着いたアニマルトレースも初めてとのこと。テンション上がってた( ´∀` )
午後と言うのに、お天気が良いというのに、なんと樹氷も付いていた。

塔ノ岳山頂に到着
新大日、木ノ又小屋を経由して塔ノ岳山頂に立った。人が少ない。写真を撮っていた方にお願いして撮ってもらった!

尊仏山荘周辺も雪がこんもり
前日の19日は、尊仏山荘のHPが何度か更新されていて、積雪も30-40センチとのことだった。こういう情報発信はありがたい!

丹沢歩荷のチャンプさんとスライド
塔ノ岳山頂から30分ほど下ったころ、丹沢歩荷のチャンプさんとスライドした。チャンプさんは「ごめんな~ 渋滞してるな~」とおっしゃっていた。とんでもない! ワタクシたちは、登山道整備の方や、山荘の方、歩荷さんなどに助けられて安全に登山が出来ているのだ。「ありがとうございます!」とお礼を申し上げた。

金冷シ
振り返って撮影
画像右手から下りてきた。そのまままっすぐ左方向へ行けば鍋割山だ。

大倉尾根から、歩いてきた表尾根を眺めた
大倉尾根はひたすら長い。雪もなくなって歩きにくい。でも、歩いてきた表尾根が見える。奥は大山。

ミツマタが可愛いね
送電線手前、標高420m付近で咲いていたミツマタ。お札の原料だね。
行動時間10時間。距離14.2キロ。のぼり1190m。くだり1660m。休憩2時間。始発バスでヤビツ峠に上がって、8時15分から歩き出して、大倉に到着したのは日没後の18時20分ごろだった。かろうじてヘッ電なしで歩けた。ワタクシは、足が冷たいのが嫌で冬靴を履いていたので、重くて疲れたけど歩いた感満載で楽しかった! でも、翌日から3-4日間は筋肉痛だったワタクシ。。。