奥多摩真名井沢で沢人主催沢入門が行われました。
リーダー、サブリーダー2名、初めて沢人に来てくれた0年生1名と、1年生1名が今日の主役ですが、私を含めおまけの3名も仲間に入れてもらい、合計8名で出かけました。
主役の2人は事前に先月、近隣の岩場でクライミングの基礎を教えてもらい、いざ沢での本番です。
川井駅からバス通りを歩き、真名井橋で身支度。とりがや橋を過ぎたあたりで入渓しました。まだ4月ではありますが、日が差して暑いくらいで、沢の水の冷たさが気持ちよく感じられました。
どこを登れるか、登れないか、濡れてもいいか、濡れたくないかについて、小滝が出てくるたびに会話しながら、極力濡れずにすむように道を選んで進みました。
ロープを出してもらいプルージックや登高器を使った登りも体験しました。
主役2名とおまけ3名は助け合いながら、プルージックの巻き方や、登高器の使い方を思い出しました。
懸垂下降も登場。
そうこうしているうちに滝で濡れ、お天気は曇り空になってきて、動いていないと寒くなってきました。
予定よりちょっと手前の850mあたりで、遡行を終了し、チェーンスパイクをつけて1,100mあたりの登山道まであがりました。寒かったからだはしっかり温まりました。
「つめはまじやばかった」というのが、初めての参加者の感想でした。標高差250m、確かに長かったです。
やっと登山道に出て、荷物の整理をしていた時、ヘルメットがひとつころころと斜面を転がり、運良く木に引っかかって止まりました。よかったですね。下まで転がって行ったら、回収してもう一度この斜面を登ることになりますから。
新しいメンバーとともに始まった2025年の初沢でした。ありがとうございました。
沢沿いに咲いていた春の花々
- ミツバコンロンソウ
- コチャルメルソウ
- ニリンソウ
- ハシリドコロ
- ヒトリシズカ
- ハナネコノメソウ