練馬山の会の紹介

ようこそ!練馬山の会のサイトへ

練馬山の会に興味をもっていただき、ありがとうございます。

練馬山の会は1971年に東京・練馬区で生まれ、活動してきた伝統のある総合山岳会で、日本勤労者山岳連盟に所属しています。ハイキングからヒマラヤまで幅広い山を、さまざまなな登り方で楽しんでいます。

現在(2022年8月)の会員数は約70名、20代から80代ととても広い年齢層で構成されており、平均年齢は50代後半です。「山が好きだから」で集まってきた多種多様なメンバーが在籍しています。

「一人ではできなかった登山に挑戦したい」「自分の限界を押し上げたい」「登山の基本を一から学びたい」。練馬山の会はそんなあなたを歓迎します。私たちとともに登り、新たな山の魅力を見つけましょう。

練馬山の会の6つの特色

特色.1 新人教育制度「タンポポ」があります

入会をしてから約2年間、新人グループ「タンポポ」に加入することができます。タンポポでは、登山計画の作り方や装備の基本的な知識を学び、ハイキングや岩登り、沢登り、雪山入門など各種訓練や、ビバーク体験や雪洞体験といった多様な登山を体験することができます。また、実践した登山で感じた疑問や経験した失敗を学んでいく中で、ひとりの登山者として成長できるように会が全面的に援助します。

特色.2 自立した登山者を目指しています

練馬山の会は個人山行中心の会であり、会員1人1人が自主的に山に登るスタイルを尊重しています。それはリーダーに連れて行ってもらう登山者ではなく、自分で登山を計画して実行できる自立した登山者の育成を目指している会だからです。そのために、会の中に岩登りや沢登り、ハイキングなど登山の指向に応じたグループをつくっているのも特色です。各グループでは定期的にミーティングを行い、自分が行きたい山について情報交換したり、一緒に行く仲間を募ったり、自分の立てた登山計画を検証したりしています。練馬山の会では年間で約500件近くの山行計画書が会員から提出されています。

新人研修 タンポポ

 ハイキング グルッペ山脈&自然保護部

 沢登り 沢人

 

 山スキー バックカントリー YS93雪けむり

近年、SNSなどで登山メンバーを募り、お互いの体力・技術・経験、時には本名さえ知らないで登山に行き、事故やヒヤリとするシーンに遭遇する事例が発生しています。

練馬山の会では、メンバーが顔を合わせて登山計画を立てることを推奨しています。会の仲間としてお互いを知り、役割を分担した登山計画を立てて山に行きます。そうすることで、自ら率先して山に関わりたい気持ちが芽生え、自立した登山者に成長していけると考えているためです。

特色.3 事務所が活用できます

練馬山の会では会の事務所を保有しています。西武池袋線の練馬駅から徒歩5分の商店街の中に事務所を借りています。都内にある山岳会の中で、専用の事務所を保有している会はめずらしいです。決して広い事務所ではありませんが、練馬駅からも徒歩数分と近く、山道具の保管場所として、登山の打ち合わせや会合、勉強会などに時間を気にせずに使えるのが利点です。

事務所住所:〒176-0012東京都練馬区豊玉北5-15-7 大幸ビル3F

特色.4 登山用品を無料で借りることができます

練馬山の会では数人で利用できるテント等の備品を保有しており、会員は事務所から無料で借りることができます。

これらの装備は、練馬山の会の会費から予算を立てて会の共有財産として購入しているものです。登山初心者の方でも山に行きたい意欲さえあれば借りることができます。

貸出可能な会装備一覧

クライミング用具などは、安全性の点から貸出は許可制または会山行限定での利用になっています。入会後に詳細はご確認ください。

特色.5 リーダー部により登山技術を磨いています

練馬山の会には各部会がありますが、なかでも登山技術面で会を支えているのがリーダー部です。彼らは最新の登山情報を入手し、積極的に外部の登山技術講習会に参加し、習得した登山情報や登山技術を他の会員にフィードバックすることで、練馬山の会全体のレベルアップを企図して活動しています。リーダー部が企画するお互いの技術を確認しあう会山行も毎年実施されています。

リーダー部から新入会員に登山技術を継承することで、練馬山の会は発展してきました。新人教育制度「タンポポ」にも、彼らリーダー部監修のもと様々な登山レベルをアップさせる研修プログラムが用意されています。

特色.6 登山に行っている間は、安心の見守り制度があります

練馬山の会では、会員が安全に登山を楽しめるようにするため、山行計画の提出と下山連絡を会員の義務としています。これは、事前に山行計画を提出することで会員がどの山に行っているかをご家族様と共有することで、事故や遭難など万が一の事態が発生した際に最適な初動対応ができる仕組みとしているためです。下山連絡担当者は、会員からのメールによる下山連絡を確認することで会員の山での安全を見守っています。
また、会員は日本勤労者山岳連盟の遭難対策のための互助制度である「新特別基金」に加入することができます。登山保険に加入することで安心して山行活動を楽しむことができます。

定例会

開催場所はいずれも練馬駅北口にある「ココネリ」の3階 研修室で毎月第2水曜日の19時30分から実施しています。

() タンポポHR/定例会 主に新入会員対象の例会/全会員対象の情報交換や交流のための例会 

() グルッペ山脈 主に縦走やハイキングを目的とした推進グループの例会 

() 沢人 主に沢登りを目的とした推進グループの例会 

お問い合わせのうえ、ぜひご見学にいらしてください。

定例会の会場はこちら

機関誌

会報誌「山靴」を年4回発行しています。会報部により会員から寄せられた山行記録や会の活動報告がまとめられて冊子になり、ご自宅に届けられます。
会員によるエッセーも人気の企画として掲載しています。

 

 

 

※ 新型コロナウィルス感染症対策のため、会報誌の印刷、製本及び発行業務については現在休止中です。代わって電子版にて不定期に発行中です。(2022年7月現在)

会費

会費は月額1,000円(学生800円)です。1年ないし半年分まとめての前納をお願いしています。入会金は1,000円です。
練馬山の会では、事務所維持と装備品購入に費用がかかることから、総会での承認のもと、会員に会費を納めていただいています。

その他に、日本勤労者山岳連盟の「労山基金」に加入することが推奨されています。
「労山基金」は日本勤労者山岳連盟の遭難対策のための会員同士による互助制度です。加入団体を単位にした運営がなされ、遭難の救助・捜索やケガ、急病など登山中の事故に対応するために作られています。
年間1口1,000円で10口まで加入することが可能です。
労山基金ミニ手引き

 

練馬山の会概要

名称 練馬山の会
創立 1971年(昭和46年)6月
会員数 80名、会友4名(2023年8月5日現在)
代表者会長 笹川 信之
所在地 練馬区豊玉北5-15-7 大幸ビル3F
年間山行計画  約680件(2022年実績)
URL http://nerima-yama.club

 

練馬山の会の沿革

1971年6月  有志により練馬区に練馬山の会を設立する
 1972年6月  練馬区社会教育団体認定 仮事務所開設
 1976年2月  事務所開設 電話設置
 1981年10月  練馬山の会10周年記念山行(金峰山)
1982年6月  クリーンハイク実施(川苔山)
 1984年8月  ブータン ヒマラヤ ナシムラ峰 5710m 登頂 (北部連盟隊)
 1989年11月  東京都勤労者山岳連盟結成
 1990年9月  練馬山の会20周年記念山行(谷川岳集中10コース)
 1991年7月  20周年記念海外山行 ヒマラヤ ジョキングⅠ峰 6465m ジョキングⅡ峰6342m (日本人初) 登頂
1996年12月  25周年記念誌「山のまるかじり」発行
2001年4月  練馬山の会30周年記念山行(関越大横断)
2001年8月  30周年記念海外山行 ヒマラヤ フルーテッドピーク 6122m  (日本人初) 登頂
2002年4月  ホームページ開設
2004年5月  海外山行 ヒマラヤ エベレスト (チョモランマ) 8848m  登頂
2010年6月  練馬山の会40周年記念山行(北中央南アルプス縦走)
2021年6月  練馬山の会50周年記念山行(潮風トレイル)
2023年6月  練馬山の会50周年記念講演会 (山国誕生の謎解き、宮沢賢治の地質世界)

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