奥武蔵の古御岳を直登しました(2019年12月8日)。伊豆ケ岳の隣にあって目立たない山ですが、頂上付近には岩場もあります。登山道以外から登ったら面白いかなと考えて実行しました。
スタートは名郷。湯の沢バス停まで歩き、そこから八坂神社に登りました。頂上には立派な社がありました。
この先、道はありません。鹿の気持ちになって足跡を追います。尾根はだんだん急になり、岩場が現れました。カモシカモードに切り替えて取り付きます。グズグズでいやらしい。
岩場を越えても45度くらいの急登が続きます。杉林の単調な上りに嫌気がさした頃、左側の斜面が開けます。広葉樹が紅葉してました。でも、まだまだ急坂が続きます。
植林帯を抜けると次の岩場が現れました。結構立ってます。でも、岩はしっかりしているのでお猿さんのようにガンガン行きます。日差しも暖かく気分がいいです。
岩場を抜けると傾斜は緩みます。頂上まではまだ少しありますが、一気に登りました。天気のよい日曜日だけあって頂上はにぎやかでした。休憩もそこそこにして、こっそりと反対側の尾根を下りました。
方向だけ確認して駆け下ります。尾根は途中2カ所で枝分かれしますがナビゲーションは難しくありませんでした。ただ、地下足袋を忘れてビーサンのまま登ってきたので、上部の急斜面は苦労しました。
登山口に降りてホッとしたものの、その先で林道が崩壊してました。迷路を通過するごとく、あちこち迂回しながら無事に突破しました。
短時間でしたが、上りは平均40度くらいで登りがいがある、面白い登山が楽しめました。