飯能アルプスの永田山周辺で登山の基本講座(歩き方と装備)を実施しました(2020年1月19日)。奇妙な道具に変わった練習方法と、怪しさテンコ盛りでしたが、それなりに得られるものがあったと思います。
最初はコンクリートの急坂で片足にしっかり荷重をかけて上り下りする練習をしました。動画を撮って体軸のブレや傾き、足を着く位置などをチェック。運動靴やわら草履、足半も使って、荷重を掛ける位置を感じ取りました。訓練の成果あって、上りはかなり上達。下りもそれぞれの課題がはっきりしてきました。

しっかりと片足で体を支えて上る練習です

足半を履いて自然な歩き方の感覚をつかみました
基礎訓練が終わったら、不整地斜面で実地練習です。送り足でトラバースしたり、送り足を交互に入れ替えて駆け下ったりして準備運動としました。

不整地の急斜面を送り足で駆け下ります

慣れてきたら、交互に足を入れ替えてみます
少し急な斜面では、地下足袋で上り下りして動画チェックをしました。油断するとすぐに転ぶ手強い斜面でしたが、うまくグリップを効かせられるところまでいきました。

地下足袋練習は新機軸を採り入れてみました
昼食休憩・自主練習の後は装備の勉強です。ヒモの締め方など靴の履き方やザックの背負い方、降ろし方、ストラップの調整の仕方などを練習。ストックの扱いやメンテの方法も学びました。

靴の履き方も練習しました

ザックの背負い方、降ろし方を学びました

適正に背負えているかチェックします
反省会の後は、本日学んだことを思い出しながら階段を降りていきました。住宅地に出たらバス停までナビゲーションします。地図を見てキョロキョロしていたら、「道がわかりませんか?」と声が掛かってしまいました。そこはスマートに通過してほしかったなあ

最後はナビゲーションの練習。うまくバス停まで行けるかな
学んだことが全てできるようになったわけではないけれど、自分の技量を再確認できたことは、プラスになったでしょう。