縦走やハイキングで役立つロープ技術をいろいろと試しました(2021年11月3日)。
やったのは主に固定ロープの設置とクライムダウンの確保です。
固定ロープはスタティックの方がいいかなと思ってましたが、伸びないのでなかなかピンと張れません。やっぱり登攀用の方が使い勝手がいい。太さは8〜9ミリくらいが適していました。
下降の確保は支点の選び方がポイント。方法は半マスト結びの一択でした。腰がらみは制動をコントロールできませんでした。
おまけで懸垂下降もやってみました。伝統的な肩がらみは不評。改良版のカラビナ肩がらみは好評でした。
半マストも気分よく降りられましたが、セットが面倒です。正しくセットするためには練習が必要なので評価は微妙だと思いました。
カラッとした暖かい日だったので頭上の男坂を子どもたちがたくさん通って行きました。中には固定ロープで降りていく自分たちを見て、「アトラクションだ!」と叫んでいく子もいました。
対照的に岩場は他に誰もおらず、蚊だけがブンブン飛んでました。