奥武蔵探索シリーズ第4弾は名栗川水系のハネバミ入でした(2022年7月24日)。今回はTCさんが相方です。心強い。
ネットに幾らかある記録は、蕨山に直接抜けるルートなので別の枝沢を詰めるつもりでした。しかし、地図を読み違えて同じコースになってしまいました。探索としては失敗。でも、事前に情報は見ないで登ったのでオンサイトです。
入渓は白岩渓流園から。
![入渓点で気合を入れる](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2022/07/22072410.jpg)
入渓点で気合を入れる
美しい淵がありますが、ぬれたくないので泳ぎはパス。
![美しい淵。でも泳がない](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2022/07/22072416.jpg)
美しい淵。でも泳がない
次々と現れる小滝は気持ちよく越えられます。
![小滝をガンガン越えていく](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2022/07/22072422.jpg)
小滝をガンガン越えていく
岸に踏み跡があれば利用し、難しそうな滝は巻いて先を急ぎました。
標高600メートルを過ぎると穏やかな渓相になります。谷は広く、両岸は広葉樹なので明るい。気分よく進めます。
![だんだん源流部ぽくなってきた](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2022/07/22072428.jpg)
だんだん源流部ぽくなってきた
TCさんは8メートルの滝を直登。自分は巻きました。
![8メートル滝を登るTCさん](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2022/07/22072432.jpg)
8メートル滝を登るTCさん
そろそろ源流かなと思ったころ、大きな滝が現れました。4段20メートルの滝です。一見して難しそう。上部の様相も分からないので無闇に取り付けません。右岸の不安定な急斜面を登って様子を見ると、やっぱり難しそう。
![最後に現れた4段滝](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2022/07/22072442.jpg)
最後に現れた4段滝
なるべく傾斜の緩そうなところを選んで、ダブルアックスで枝尾根を登りました。
![不安定な急斜面はダブルアックスで](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2022/07/22072449.jpg)
不安定な急斜面はダブルアックスで
滝の上部はまだ水量が豊富でした。水線に戻りたい気持ちもあったけど、安全策を取ってそのまま枝尾根を登りました。だんだん、傾斜が緩み足場もしっかりしてきました。そのまま進んでいくと稜線の登山道に出ました。
![稜線直下、最後の詰め](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2022/07/22072456.jpg)
稜線直下、最後の詰め
TCさんは今シーズン初めての沢。「気持ちよく歩けて滝も登れた。憧れのダブルアックスも使えた」と満足そうでした。
ナビの失敗は不本意でしたが、スッキリと登れて緊張感のある詰めもできたので、よしとしよう。