概要
10月22日（土）、お誘いいただき、女子五名で伊豆ヶ岳から子の権現までハイキングに出かけました。天気は曇り、スタートは正丸駅8時、ゴールは西吾野に15時頃の到着でした。
コースタイム
正丸駅
正丸駅で身支度、腹ごしらえをすませ、8:13正丸駅を出発しました。柿がなり、軒先に花が咲いているのどかな民家の並ぶ道を進みます。
五輪山
8:41正丸峠分岐、9：37五輪山に到着。
五輪山
伊豆ヶ岳
9:55 伊豆ヶ岳(851m)到着。他の登山客はあまりいませんでした。紅葉はまだまだ。かすかに色づいている葉がわずかにあるくらいです。今日の最高峰ではありますが、写真を撮ってまたすぐに出発しました。
伊豆ヶ岳にて
伊豆ヶ岳の登りの道は植林帯となっていますが、頂上近くから、古御岳（こみたけ）へ向かう道は広葉樹が見られるようになり、風景も豊かになってきます。
古御岳
10:20古御岳到着。
古御岳（こみたけ）
高畑山
10:57 おまちかねのランチポイント、高畑山です。15分ほどの短い休憩ののちに次のポイントへ。
高畑山
子の権現
天目指（あまめざす）峠、愛宕山をへて12:53子の権現到着。子の権現は足腰の神様とのことで巨大な鉄のわらじがありました。
鉄のわらじ
祈願にもわらじ
子ノ権現鳥居前の茶屋には柿、ザクロ、アケビ、カラスウリなど季節感のあるものが並んでいました
さて、子の権現に目標の13時までに到着できたので、次はイモリ山を目指します。13時までにつかない場合は省略されることになっていたルートです。
子の権現を西吾野方面にくだり、柿ノ木峠で分岐を左に入ります。
柿ノ木峠にある天寺十二丁
柿ノ木峠から先はノスタルジックな風景が広がります。破線ルートですが、歩きにくいということはありませんでした。
苔の道
鉄塔
鉄塔にススキが生い茂るポイントは圧巻です。
ススキポイント全体像。安曇幹線345号鉄塔という電線を撤去された鉄塔がたっています。
ススキを通過
ススキポイントから外を望んだ様子
ポイントから下を望んだ様子
イモリ山
13:59イモリ山到着です。地図を見るとイモリ山は道の途中にあるように表記されていますが、道の左手にある丘を登ったところに山頂があります。標識も出ていないので、ひとりで来たら気が付かなかったことでしょう。
祠があり、その手前を左に登るとイモリ山に行くことができます。
祠の手前を左手に登るとイモリ山です
イモリ山にて
山を下りた頃に、日が射してきました。
西吾野駅
14:53、ゴール地点西吾野駅に着きました！
今回の山行で出会った生き物たち
写真に添えた名称は、サブリーダーに教えてもらったり、あとから調べたりしたものです。
正丸峠分岐にて。ミツマタのつぼみにザトウムシ。千と千尋の神隠しに出てくる釜爺のモデルだよ、とサブリーダーが教えてくれました。
愛宕山からの道でよく出会ったコウヤボウキ（高野箒）。
ヤクシソウ（薬師草）
あちこちで大きくなった茶の木に花がたくさん咲いていました。
こんな様子で花が落ちます。ころんとした花は椿のようですが、落ちる様子も椿のようです。あとから調べたところ、茶の木は椿の仲間なのだそうです。
キッコウハグマ（亀甲白熊）。とても小さいです。私は初めて見ました。
朴の木の実だそう。葉も大きいですが、実も大きいです。
センニンソウ（仙人草）
感想
秋の午後の日差しの中歩いたイモリ山への道がとても素敵でした。別の季節で、別の天候で、別のメンバーであれば、また違った感想を持つのかもしれません。雰囲気のあるよい道は、だいたいマイナールートですが、マイナールートをとってよい道に出会えるチャンスは低いものです。この計画に誘ってくださったリーダーとサブリーダー、楽しい時間をともにできた他のメンバーに感謝します。まだあまりよく知らない仲間と会話しながら歩いていると、あっという間に時間がたちました。登山地図にある無数の道から、また素敵な道に出会えるといいなと思います。
