10月19日~20日
Y子さんが、「鳳凰三山に登りましょう!」と誘ってくれました(めちゃ嬉)
青木鉱泉があるドンドコ沢登山口から入山し、鳳凰小屋に泊まって、翌朝は鳳凰三山をめぐり、中道を通って青木鉱泉に下山するという周回コースです。
19日の天気予報は微妙・・・
でも、メインの20日はピーカン予定(^^♪
サルオガセの登山道を歩きます。
なんだか、お天気が味方してくれているようですね。
ニコニコが止まりません💛
ドンドコ沢コースには、4ヶ所の滝があります。
この滝は、落差70mの「五色の滝」。
カラマツの紅葉が金色に輝いていました。
沢渡渉、たくさん…数えられませ~~ん(◎_◎;)
岩をガシガシ登ります。
このコースは、赤丸でとっても丁寧にマークされていました。
降りるのに大変なところも出て来ます💦
登るのに大変なところもあります💧
小柄なワタクシたちには届きそうもなく、右へ行ったり左へ行ったり。。
ここは、左手のロープのある所は登れなくて、右手から樹の枝の残骸を手掛かりに登りました
沢の中の道をドンドコ歩きます👣
曲がるところには赤ペンキでマークがあって、とっても助かりますね~
19日、お世話になる鳳凰小屋に到着しましたーー!
汗だくで到着しましたが、外のテーブルでチェックインを待つ間に、息が白いことに気がつきました。
とてもとても寒いです。
鳳凰小屋の配置図☝
トイレ棟、水場、etc.全て離れています。
お天気が悪くなくて良かったですね~
小屋の中は、真っ暗で目が慣れないと何があるかわかりません。
乾燥室も薪ストーブもありません。
室内にいるのに、寒くて寒くて身体が冷たくなって動けませんでした。
1時間半ほど炬燵が解放されましたが、なかなか温まりません。
カレーの夕食をいただいた後、押し入れの毛布も使って良いと言われたので、2枚追加使用させていただきました。
18時を少し回った頃、消灯。
小さなカイロしか持っていなかったワタクシは、Y子さんからカイロをいただき腰に貼り、追加毛布も加わったおかげで、やっと身体が温まり眠ることが出来ました。
食事は温かいものが提供されるけど、あっという間に冷めていきます。
炬燵に集まったベテランさん方は、「昔ながらの山小屋」だとおっしゃっていました。
まだまだ経験値の少ないワタクシは、こんなに寒い山小屋は初めての経験でした。
夜トイレに起きて見上げた時、ぽっかり空いた樹々の真ん中に満天の星空を仰ぎ見ることが出来ました。
朝食前サッと外に出たら、カラマツが赤く染まっていました。
温かい朝食が冷めぬうちにと急いで掻き込んで、出発の支度をして外に出ました。
スタッフさんの洗濯物が干されています。
若いスタッフさん達が、テキパキと朝食で使った鍋釜を洗っていました。
ストレッチを済ませると、早く温かくなろうと歩きだしました👣
鳳凰小屋さん、お世話になりました。
貴重な経験をさせていただきました。
この時期には、もっとしっかりした装備で利用させていただきます。
やっぱり、氷点下になったようです。
霜柱が、延々と続いていました🥶
白い地面に、白い幹のダケカンバが葉を落として赤い枝を見せています。
コントラストが綺麗ですね~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
見えてきましたーーーーー!!
地蔵岳のオベリスクです。
オベリスクって、クチバシみたいな形をしているんですねっ!
2020年11月、入会して9ヶ月の時、初めてタンポポ山行のリーダーをしました。
その時に登った茅ヶ岳から見た鳳凰三山のオベリスクにあこがれていました。
2年後…ついに登ることが出来て、嬉しくて仕方がありません!
今期初のタンポポ山行は茅ヶ岳へ ←click
甲斐駒ヶ岳が見えましたーーー👀
右手の奥には穂高連峰
槍ヶ岳の姿を確認しました。
そして、北岳から続く間ノ岳、塩見岳、農鳥岳と3000m級の山々が連なる稜線が見えます👀
北岳から先は未踏のワタクシ。
いつか歩いてみたいですね👣
下に見えるのは、韮崎の街かな~
「これから歩く稜線が見えるってステキ♡」って、ふたりで同じことを言ってるし(笑)
目線の先では、富士山🗻も応援してくれているし(嬉)
たくさんの動物の足跡らしきものが、登山道以外の方向へ続いていました。
ふたりで動物の名前を考えましたが、これねというのが出て来ません。
そういえば、19日スタート直後にリスを見て以来、動物は鳥と人間以外見てません👀
でも、足跡を見る限り、たくさんの動物が生息しているようです。
地蔵岳から鋭角に曲がって観音岳に向かう途中です☝
抜きつ抜かれつしていた方々と写真を撮りあいました(笑)
観音岳の三角点にタッチ…記念撮影には富士山🗻にも入ってもらいました。
鳳凰三山の最高峰、2840.7mです。
八ヶ岳が裾野迄見えました。
左端は蓼科山、右手奥は浅間山ですね。
薬師岳に到着です。
風もなく、本当に気持ちの良いお天気☀
前日の小屋の寒さは何だったんでしょうってくらい、良いコンディションです!
ちょっと足を延ばして(ルートから外れて)、薬師岳小屋に立ち寄りました。
ピンバッチや手ぬぐいが欲しかったんです。
残念なことに、小屋番さんはこの日までお留守でした。
でも、トイレは解放されていたので、チップを入れて使わせていただきました。
水場もなかったので、水を分け合ってカップ麺をいただくことにしました。
家でいただくカップ麺はイマイチですが、山でいただくとおいしいんですよね(^^♪
何よりも身体が中から温まります。
ちょっとまったりしてから出発しました。
振り向くと富士山🗻と、手前に砂払岳が見えました。
富士山🗻、ありがとう(⋈◍>◡<◍)。✧♡
薬師岳に戻り、ここから青木鉱泉に向かって中道にはいりますよ~
ここにも、赤ペンキマークがあって、とても助かりました。
樹林帯の中、ピンテや赤ペンキに誘導されながら、駆け下りるように急坂をどんどん降りていきます。
ここ2-3日で5-6件の事故があったそうです…
確かにところどころ険しい場所がありましたね。
気を付けて最後まで歩きましょう。
ようやく、青木鉱泉迄1時間を切りました。
この先は、滅多に車が通らない車道を歩き、青木鉱泉に到着しました。
青木鉱泉で入浴(^^♪
身体が温まって、汗も流せて、ほかほかすっきり、気持ち良かったです!
快晴でほぼ無風の最高のコンディションで…白い登山道と南アルプスの山々や富士山が美しくて、とても感動的な素晴らしい山行でした!!