ハイキング

11/8晩秋@妙義山

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11月8日(火)、「妙義の紅葉は一味違う」のキャッチに誘われて、かねてより登りたかった妙義山へ行ってきました。

一緒に歩くY子さんもワタクシT美も初妙義です。

その為、出来るだけ破線ルートを避けて計画を立てました。

 

 

「大の字」です。

本当は、ここもコースに入れたかったのですが、第二見晴付近が通行止めの為、全く反対方向から妙義山の最高峰「相馬岳」を目指すことにしました。

 

 

平日の朝7時、中之嶽神社駐車場は閑散としてます。

 

 

まずは、中之嶽大国神社に参拝します。

花手水が綺麗✨

 

 

中之嶽大国神社に参拝

 

 

石門登山口より入ります。

今回のルートは第一石門から第四石門を順番に回って、中間道をタルワキ沢出合迄行き、上級コースのタルワキ沢を歩きます。

そして、タルワキ沢のコルから妙義山の最高峰「相馬岳」に登頂するというものです。

 

 

いきなり、岩場に上がりました。

 

 

ふと見上げると、第一石門が迫ってきています。

感動です!

どうして、こんな姿になったのでしょう?

 

 

こういうのが時々現れます。

 

 

鎖場は数知れず…

劔岳のようにしっかりとしたステンレスの鎖です。

振り返って見ると、ほぼ垂直じゃないですかーー!

 

 

たてばりとか、カニのこてしらべとか、カニのよこばいとか、恐ろし気な名前が地図にたくさんありました💦

 

 

片手さがりとは…

もはや、落ちないように両手でつかまり必死で…細かな記憶は飛んでいます(^^;)

 

 

こういうのはルンゼというのでしょうか?

狭くてザックが挟まってしまうので、下に足を着けるのが難しいです。

でも、片方の壁はツルツルで足場がありません。

今思えば、ザックを岩に当てて横歩きで通過すれば良かったのかもしれません。

次回行くことがあったら、そんな歩き方に挑戦してみましょう。

 

 

第二石門とつるべさがりのサイン。

 

 

ここは、ワタクシが右側の鎖で先に下りてY子さんを撮影してます。

岩がツルツルしてて下りにくかったですね。

 

 

第三石門にやってきました。

 

 

第三石門は、先に進めずここでUターンします。

 

 

妙義山は、かつて海底にあって隆起した山なので、奇岩が多いそうです。

しかし、荒々しい姿です(*_*)

 

 

第四石門にやってきました。

よく見ると、先行者の姿が石門下に見え、その大きさがわかると思います。

石門めぐりのコースは、最近開通したようです。

この広場の左手は、頑丈な落石避けネットが張られていました。

 

 

第四石門で、Y子さんが上手に自撮りしてくれました。

 

ヘルメットは、直前で装備に入れました。

被ってない人も見かけましたが、ここはヘルメット必須だと感じました。

 

 

ホオの葉でお面を作って遊んだり…

 

 

トラバースの最後に足場が少ないところを登ったり…

 

 

黒部の下の廊下みたいなところを通過したり…

 

 

黒部の水平歩道みたいなところで頭をぶつけて、ヘルメット被ってて良かったと笑ったり…

 

 

そうこうしているうちに、タルワキ沢出合までやってきました。

この先の中間道は、黄色テープが張られ通行止めです。

 

 

「ここから先は上級コース」のサイン。

「ジ・コ・ボ・ウ・シ」の注意喚起があります。

Y子さんがぽそっと「冒険だわ💦」とつぶやきました(^^;)

 

 

浮石と落ち葉に難儀するタルワキ沢。

わたくしは、腰位の高さの段差を乗り越えようと頭大の石に手を掛けたところ、石が動いて危うく足の上に落としそうになり、慌てて両手で押さえ事なきを得ました。

油断大敵です。

トレースもわかりにくく、南アルプスの鳳凰三山のようなテープやマークも少ないです。

 

 

かと思うと、これでもかと「右に行くな!」のマークがありました。

 

 

タルワキ沢のコルに乗りました。

ここから、左手方向の相馬岳に向けて進みます。

 

 

相対する白雲山の絶壁が、潔くスパッと切れ落ちた恐ろしい姿を見せてくれました。

下を覗き込むと、延々続く絶壁とはるか下の紅葉のコントラストが感動的でした。

 

 

妙義山の最高峰「相馬岳」に到着!!

三角点にタッチ!

 

 

三角点と一緒に記念撮影(^^♪

 

 

浅間山と手前の裏妙義です。

 

 

荒船山と手前の金洞山です。

 

妙義山に最高峰に登れた満足感でいっぱいで、のんびりランチタイムをとりました。

お腹いっぱいになったら、下山開始です。

 

 

鎖はあったよね。

 

 

長い鎖場もあったよね。

 

 

山に登るのに、なんでこんなに鉄階段をいくつも下りるんだろうって思いながら降りた階段を、延々登ります。

落ち葉で滑りやすいうえに、これがないと両脇は切れ落ちていて危険なところがあります。

その幅は50センチくらいだったでしょうか?

鉄階段のおかげで、安全に歩けます。

 

 

第四石門をくぐって、中之嶽神社方面に向かいました。

途中、落ち葉とツルツルの石でとても歩きにくいところを通過しました。

 

 

中之嶽神社に無事に帰ってこられたことの感謝の参拝

 

 

駐車場に戻り、やっとホッとして妙義の紅葉のすばらしさを認識しました。。。

 

確かに、「妙義の紅葉は一味違う」…でした。

鎖と浮石と落ち葉が満載だった妙義山でしたね(^^;)

 

Y子さんは、「上級コースを行けた!」と大満足の様子(^^♪

ホントに!

 

 

帰りに「妙義ふれあいプラザ」で日帰り温泉入浴しました。

そこから見た夕暮れ時の月です。

 

 

11月8日は皆既月食で、月食中に天王星食も起こった、とても珍しい日でした。

ちょうど帰宅したころ、空には赤い月が出ていました。

 

行動時間約8時間、距離約8キロ、累積標高約1360m

相馬岳の標高は1104m

タルワキ沢出合から相馬岳の標高差約420m

数字では表せない「妙義の紅葉は一味違う」を体験してきました。

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