11月24日(木)、群馬県吾妻郡中之条町にある嵩山(たけやま)へ行ってきました。
本当は、車で20分ほどのところにある岩櫃山(いわびつやま)に登ってから嵩山に登る予定でしたが、高速道路を降りる頃にはワイパーを時々使うようになりました。
Y子さんとワタクシT美は相談し、まずは嵩山を登り、岩が乾いてくるようだったら岩櫃山に行くことにしました。
空には虹が出ていて、車を停めた「道の駅霊山たけやま」の上は青空です。
しばらく、駐車場でレインを着て待機しましたが、雨も大したことはないので、レインを脱いで出発することにしました。
ここ嵩山は、この地方の霊山で死者の霊が集まる大切な場所だから、ハーケンやホールドを打たないでねと、その理由が書いてあります。
感謝して、歩かせていただきましょう。
周回コースを時計回りに歩き、展望台の先の小天狗にやってきました。
この岩山の先は不動岩ですが、不動岩には行かずうっかり戻って来てしまいました。
嵩山城本丸跡には、西国秩父観音群がありました。
この嵩山は、ここ以外に33体の観音様がいらっしゃるそうです。
今回は参拝目的ではありませんが、いつか33体の観音様を参拝しましょう。
全部参拝すると、上級コースだそうです。
烏帽子岩の先にある五郎岩に乗りました。
あと1歩で滑落です。
周りを見回すと、頭がグラグラしてきました。
早々に戻ります(◎_◎;)
経塚まで戻って、嵩山山頂を目指します。
ここからは、長い鎖が連続します。
濡れているのは岩だけではありません。
落ち葉も厄介ですね。
ピストンなので、ザックは下にデポして身軽になって登っています。
嵩山(たけやま/789m)まで来ました。
登頂証拠に三角点タッチをしたら、上にある女岩に登ります。
女岩の上にもお社があって、旗竿が立っていました。
狭いので、記念撮影をしたら下ります。
女岩の上からY子さんが、下りるワタクシを撮影してくれました。
女岩の下から、ワタクシが撮影しました。
Y子さんは、跳び箱のように座って手前に移動しています。
三角点から下の右側に、細い道を見つけました。
登ってきた鎖と並行する感じの道ですが、やがて右側が切れ落ちてきたので、ワタクシは岩を超えて鎖にとりつきました。
Y子さんは、そのまま下ると…
ワタクシはY子さんに「下りられなくなったら登り返してね。」と声を掛けました。
やがて、Y子さんから「戻りま~す。」と声が聞こえました。
行けなくなったら、戻るのが一番です。
ワタクシは、下でおやつをいただきながら、Y子さんが下りてくるのを待っていました(笑)
雨は大丈夫そうだけど、岩が渇いていないので、岩櫃山は諦めて嵩山だけゆっくり楽しむことにしました。
経塚から東登山道に入り、Y子さんのお楽しみ「胎内くぐり」へ向かいました。
胎内くぐりは、どうやらこの先のようです。
コの字型の足場があるけど、片方は何故か斜めに打たれています。
斜めの方は、まともに乗ると滑りそうなので、横の部分に足を掛けました。
ご覧ください。
右側の足場は斜めです。
ここでつくづく、判断ミスを恨みました。
ポールをたたむために、ザックを降ろすところがありません。
ここに登ってくる鎖も、ポールのせいでメチャメチャ登りにくかったです。
何事もなくて幸いですが、面倒がらずに鎖を掴むときにはポールを片付けようと反省しました。
ここが胎内くぐりのようです。
Y子さんは「小柄な人ならくぐれると書いてあった。」と言っていますが、ザックがあったら無理そうです。
そして、岩肌が雨で濡れています。
ウエアを汚したくないので、くぐりません!
この横のトラバースを見てきましたが、先に進んでもどこかに抜けられるのか判断できません。
安全優先で来た道を戻ることにしました。
戻りますよ~~~
Y子さんが、胎内くぐり下の鎖を下りています。
足を掛けるところがないので、靴裏のフリクションを使うしかないのですが、土なので気を付けないと滑ります。
落ち葉はできるだけ落としながら下りたのですが、それでも踏むとダブルで滑りました💦
東登山道に戻ってきたら、終盤の紅葉が待っていてくれました。
雨はあまり降らず、上空は青空でした。
虹が1日中どこかで出ていて、とても不思議な1日でしたね~
帰りの日帰り温泉はレディースデーとやらで、400円でしたラッキーOK(´∀`*)ウフフ
嵩山は、「山と高原野地図」に記載がありません。
地図アプリのトレースでも、胎内くぐりは誰も歩いていません。
アプリのトレースを国土地理院の地図に書き込んで持参しました。
次回行くときには、33体の観音様参拝上級コースでしょうか?
Y子さんは、いつか行きたいそうです( ´∀` )
ならば、ワタクシもお供しましょう(〃艸〃)ムフッ