11月30日(水)~12月1日(木)
丹沢表尾根と丹沢主脈縦走を楽しんできました。
ルートは、ヤビツ峠~二ノ塔~三ノ塔~鳥尾山~行者ヶ岳~新大日~塔ノ岳~丹沢山。
ここまでが1日目で、みやま山荘に泊まります。
2日目は、みやま山荘~不動ノ峰~鬼ヶ岩の頭~蛭ヶ岳~地蔵平~姫次~八丁坂ノ頭~黍殻山~焼山~焼山バス停です。
長いですね~(^^;)
多分、距離は30キロ以上あるかと思います。
メンバーは、K下さん、K子さん、ワタクシT美の3人です。
秦野駅からヤビツ峠への登山に適したバスは1本だけ。
平日と言うのに、立っている人もいるほど混みあっていました。
殆どの人が大山へ向かったようです。
トイレ前のポストに登山届を投かんして出発ーーー!!
先頭をK下さんに歩いていただき、ペースを作ってもらうことにしました。
K下さんは、登山部だった高校生の頃に丹沢主脈縦走をして以来ということです。
もちろん、沢などでは何度も丹沢は訪れているそうです。
ベテランK下さん、とても心強いです!
しかし、どうやら今までスカッと晴れた丹沢はあまりなかったようで、晴れオンナのワタクシが負けました。←何が??(笑)
この通り、ガスです。
でも、これから歩く稜線が見えるのは気持ちいいです。
ここまで、ヤビツ峠から二ノ塔、三ノ塔と歩いてきました。
さすがK下さんです。
危険箇所では、必ず振り返ってK子さんとワタクシが通過するのを確認してくださいます。
行者ヶ岳で三角点にタッチしました。
ここは、行者ヶ岳の先にある下りの鎖場ですね。
「山を渡る-三多摩大岳部録-2」で、三多摩大学のホームマウンテンである丹沢で、新入部員にロープを出していたところです。
作品中、草場先輩の「街じゃ人の同調に流されても何とかなるが、山じゃ取り返しがつかないことがある。」と言う言葉に感動したT美でした!
ワタクシ達3人とも、誰にも流されず無事にクリアしました。
政次郎ノ頭から、江の島が見えました。
塔ノ岳山頂もガスガスです(笑)
富士山は、カスっとも見えません(´;ω;`)ウッ…
危険箇所には階段などが設置されています。
が、濡れた木道や階段はとても滑りました。
気を付けて行きましょう。
みやま山荘に到着しました。
この日の宿泊は、ソロの男性とワタクシ達だけです。
個室を使っているソロ男性。
わたくしたちは、広々と大部屋をおふとん1個おきに使わせていただきました。
おふとんは打ちたてみたいで、ふかふかでとても温かかったです。
山小屋最高ランクの寝心地でした。
カレーが供される丹沢で、食事のクオリティと、小屋内の温かさで決めたみやま山荘です(笑)
この日は、ちょっと残念なことに陶板焼きではありませんでしたが、豚肉の玉ねぎ焼き以外の小鉢もにぎやかです。
デザートは、冷凍ミカンをほぐしたもののようです。
具だくさんのお味噌汁とご飯はおかわりし放題でした。
みんなで、何杯もおかわりしてました(笑)
朝食は、ウワサの炊込みご飯。
山小屋だからおいしく感じたのではないと思います…この炊込みご飯は絶品でした。
そして、これでもかってくらい具だくさんのお味噌汁。
小鉢も朝から充実してました。
やっぱり、朝からみんなでおかわりしました!
支度が整ったら、外に出て記念撮影。
K子さん、とてもしなやかですね!
心地よかったみやま山荘を後にしました。
オーナーさんのホスピタリティに溢れる小屋でした。
丹沢表尾根と丹沢主脈縦走他のルート紹介。
K下さんのリクエストで、春頃にみやま山荘に泊まって、丹沢主稜縦走をすることになりました。
ワタクシは、ひそかに大室山にも足を延ばしたいと思っております。
またもや、長い行程となりそうです。
丹沢は、たくさんの人が歩くので、丸太や木道、階段などで登山道が守られています。
しかし、濡れているととても滑ります。
2日目の蛭ヶ岳から先の階段では転倒する人もいました。
あまり歩かれていないところは、ぬるっとしているからです。
鬼ヶ岩ノ頭です。
鬼のツノの間を下りていきます。
下りの岩場には鎖が掛けられていて、安全に下りられます。
ところどころ、細ーーーいところがあります。
風が強かったら怖いと思いますが、幸い風はあまりありませんでした。
蛭ヶ岳山荘の裏側から、蛭ヶ岳の指導標のあるところに出ました。
誰もいませんね~
蛭ヶ岳山荘の横手に、崩れた三角点がありました。
白いポールの向こう側に倒れていたので、残念ながらタッチできませんでした。
原小屋平の先はガスが晴れ、その先の登りでツチグリを発見しました。
このシーズンは花が少ないので、初めてリアルで見たツチグリに大興奮のT美でした。
宮ケ瀬湖も見えてきました。
お天気だったら、キレイなエメラルドグリーンの湖を見ることが出来たでしょう。
黍殻避難小屋で、K下さんがお湯を沸かして飲み物をご馳走してくれました。
丹沢は水が貴重です。
梅昆布茶、ご馳走様でした(^^♪
黍殻山の三角点にタッチしました。
焼山の山頂には展望台がありました。
でも、登れないようにロープが掛けられていました。
もし登れても、このガスでは何も見えませんね。
この先、ロープが掛けられた急坂がありました。
3人で頑張って降り、「ここが本日の核心部だったね。」と汗を拭いました。
K下さんがペースをコントロールしてくださったおかげで、バス停には十分余裕を持って到着。
トイレに行き、喉を潤し、お腹を満たす時間が出来て良かったです!
バス停横の神社に手を合わせ、無事に山行を終えたことに感謝してバスに乗ります。
三ケ木バスターミナルでバスの乗換があります。
橋本駅行きと相模湖駅行きのバスががあったので、相模湖駅行きに乗りました。
丹沢は、大倉以外はバスの便が不自由なようですが、歩きごたえがあって良かったです。
次は、K下さんにはパワーをセーブしてもらいましょう。←何の??(笑)