2023年5月3日、どこも混みがちな連休初日。渋滞なく電車で行けるところ、バスに乗らずに行けるところ、という条件で、時間をかけて行きたいところを練り直し、高川山に決めたとのこと。そんな苦労して作った計画に、便乗させてもらいました。参加者は5名です。
山行記録
各通過点
初狩駅出発
近くのローソンでお昼ごはんその他調達し、9:00 初狩駅を出発しました。高川山に行ったことがある方も過半数でしたが、季節が違えば同じ山でも全く違った楽しみに出会えます。男坂を進んだところで、今日のお出迎えはオトシブミの揺籃。ゾウムシの仲間のオトシブミは葉で器用にゆりかごを作り、中に産卵して切り落とすそうです。
オトシブミの揺籃
高川山
10:30 高川山に到着。わー!富士山だ!の声があがります。
山頂は人がいっぱい。ここで昼食の予定でしたが、少し進んでみることにします。
さあ、出発。
「みなさん、コンパスはあてましたか?あってますか?」と先輩の声。
予定のルートの進行方向は北東。南東に向かう道があり、思い違い発生。
「いやー、南東に向かってすぐに北東に向かうのかなと思って」
「山頂は狭いでしょう、すべての道を確認できるんだから」
そうですよね。気を付けます。
馬頭観音
12:13 馬頭観音分岐から進行方向右側、富士急田野倉駅方面に少し下りたところに、馬頭観音がありました。
最初通り過ぎてしまって引き返したので、見たことがない数人が観音を見学。写真を撮って戻ってきて、お待たせさまでした。
「馬の頭してました?」
「気づきませんでした…」
写真を拡大してみると、確かに頭の上に馬らしきものが載っていました。
峯山
13:10峯山に到着。
オキ山
13:35 オキ山に到着。三角点ありました。お約束の三角点撮影。標識が可愛らしく大人気でした。
むすび山
14:05 むすび山に着きました。大月防空監視哨跡とありました。太平洋戦争でサイパンから富士山を目印にやってくる米機を監視していたとのこと。地面にある大きな穴は、双眼鏡による監視ができなくなる夜間、音による監視をしていた聴音壕。今はもう廃墟で、ヒメジョオンが咲き乱れ、アゲハが仲間を誘いながら舞っていました。ベンチがありましたが日差しが強く、木陰を探して水飲み休憩しました。
大月駅
14:45 ゴール地点である大月駅に到着しました。
今回出会った動植物
今回の山行ではいろいろな季節の植物に出会いました。
感想
初めてご一緒する方とも知りあえ、楽しく気持ちの良い山行でした。計画ありがとうございました。