1月13日足尾エリアにアイスクライミングに行きました。
足尾松木沢渓谷にはアイスが楽しめる沢がいろいろあります。
まずは黒沢に行きましたが、残念ながら氷がまだ未発達でした。

松木沢渓谷の様子です。ここは広い河原になっています。

黒沢のF1です。去年1月に来た時にはもっと氷が厚かった。
登るかどうか悩んだ末に、夏小屋沢に行くことにしました。

夏小屋沢のF1です。

近寄って見ると、氷の下は水が流れているのが透けて見えました。
隣の横向沢も覗いてみました。でも、ここも氷が未発達です。いずれもスクリューが打てるのか不安です。

横向沢のF1下部です。氷がスカスカでした。水の流れの向きが途中で変わり、なるほど横向きですね。
最後の望みを掛けてウメコバ沢に移動することにしました。
途中で岩肌から染み出した小さな滝がいくつかありました。

名もなき滝。ちいさくて「かわいい」滝です。登攀の対象にはなりませんが、この山域らしいですね。
ウメコバ尾根がとても特徴的に切りこんでいる場所に来ました。水のながれる音もしています。
ここがウメコバ沢の入り口のようです。

ウメコバの文字。
ウメコバ沢のF1の全体の様子です。

沢の入り口。向かって左側はしっかり水が流れています。ある意味観光的にはOKですが・・・。

こちらが左側。薄く氷が張り付いていて、写真では分かり難いですが、古いロープが垂れ下がっています。
F1からアイスクライミングのつもりで来ましたが、もしかしたらウメコバ沢の下部はいつもこんな状態なのかもしれません。残置ロープが垂れ下がっていて、これを掴んでのぼるのでしょうか?氷は薄すぎです。
結局のところ、最初の黒沢が一番マシではないか? ということで、黒沢を登ることにしました。

登り初めはいつだって緊張感。

氷の堅そうなところを選びます。

傾斜は緩いのですが、脆い氷は登りにくそうです。

F1の全体です。

F1上部を駆ける。

F3の下部。氷のマシなことろをたたくも、登るほどの発達はありません。

本日はここまで。
今年は暖冬なのだろうか。氷は未発達でクライミング自体はあまりできなかったけれど、松木沢渓谷の全容がわかって、これはこれで楽しかった。

松木沢沿いの林道から見るジャンダルム。
帰り路、顔にあたる風が心地よかった。やっぱり今日は暖かい。