奥秩父の甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)に行きました。甲斐・武藏・信濃の国境にあるのでその名が付いたとばかり思っていましたが、山容が拳(こぶし)に似ているところからきているという説もあるとか。
【5月2日(火)】
道の駅みとみから歩きます。駐車場から眺めた鶏冠山(とさかやま)から木賊山(とくさやま)にかけての尾根です。目指す甲武信ヶ岳はこの山並みの奥でです。
旧西沢山荘のところから徳ちゃん新道に入ります。
最初はカラ松でしょうか、樹林の中を行きます。まだ若芽が芽吹いたばかりで日が入り込んで来ます。
シャクナゲの花が咲き始めていました。5月下旬から6月にかけてが最盛期のようです。
シャクナゲの群生が登山道を覆っています。花が咲き誇ると見事でしょう。
だいぶ登ってきました。近丸新道の分岐です。ここから戸渡尾根を登ります。
甲武信ヶ岳-木賊山-破風山へと続く稜線に出ました。この辺りまだ雪が残っています。
木賊山(とくさやま)の山頂です。展望はありません。三角点がコンクリートでがっちり固めてあります。
少し下ったところで、初めて甲武信岳山頂が現れました。
出発して6時間、甲武信小屋に到着しました。なかなか趣のある佇まいです。今夜はここで1泊です。
【5月3日(水)】
小屋のテラスからご来光を拝みました。この後朝食を取り、甲武信岳の山頂へと向かいました。
山頂のすぐ下で富士山が見えました。
甲武信ヶ岳山頂です。それほど広くはありません。
西側の展望が良好です。八ヶ岳方向です。
山頂からは十文字峠や毛木平(もうきだいら)方面にも下れます。登頂後は往路を戻りました。