北アルプス

伊籐新道 秘境感たっぷりの渓谷を水の光を浴びて歩く

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読んでから登るか、登ってから読むか。
わたしは断然、「読んでから登る派」です。

伊藤正一さんの『黒部の山賊』を読了して以来、ずっと伊藤新道は気になっていました。
そして2023年に古道復活の報に接し、ことしようやく実現しました。
8/1(金)~3(日)、自分も含めて会のメンバー7名の大所帯で歩いてきました。

(初日)
信濃大町駅からタクシー(9500円)で高瀬ダムへ。
湯俣山荘で通行届を提出して、晴嵐荘で幕営しました。


高瀬川沿いの林道を進む


ジップラインに乗って対岸に渡ります。初日は透明な湯俣ブルーの川面


まずは入山祝い。温泉卵を作る予定が噴出湯は83℃もあり19分間漬けたらゆで卵になっちゃいました。10分間で良かったようです


晴嵐荘の内湯(1000円)は、雰囲気が良く泉質もおすすめ

(2日目)
晴嵐荘を出発して伊籐新道経由で三俣山荘を目指します。
途中に野湯スポットがあり水着を持参しましたが、時間の関係でパスしました。


昨日の夕立のせいか、川の色が灰色に濁っている! 渡渉が出来るか不安がよぎります


最初の試練はへつり。中間の一歩半の足場がすこし外傾していて、手がかりも乏しいのでバランシーなムーブになります


国の天然記念物の噴湯丘。この辺りは湯俣地獄とも呼ばれており、地熱でムシムシ暑い


渡渉はロープを出すほどではなく、スクラムを組んでクリアー。8/2の時点で第一吊り橋は利用不可で、この場所の渡渉が核心でした


伊籐新道は西から東に延びており、太陽は常に真正面の垂直方向にあります。秘境感たっぷりのV字渓谷を水の光を浴びて進みます


沢パートは終了して、山パートに。下草は綺麗に刈り取られていて歩きやすいのですが、日差しが強く2000mを越えたあたりからみんなヘロヘロになりました


10時間以上歩いてようやく三俣山荘に到着。ワインで祝杯をあげました

(3日目)
ここでパーティーは三つに分かれました。
ふたりは笠ヶ岳へ向かい、ひとりは雲ノ平へ、そしてわたしたち四人は新穂高温泉へ下山です。


チングルマを愛でながら歩いていると三俣蓮華岳の稜線で、雷鳥の親子と遭遇。心が和みました


雲ノ平に向かったメンバーは、折立に下りる1800m付近でクマと遭遇しました。きっと肝を冷やしたことでしょう

【コースタイム】
(初 日)11:50信濃大町 ~ 12:20高瀬ダム ~ 15:20晴嵐荘
(2日目)6:00晴嵐荘 ~ 11:40脱渓 ~ 16:20三俣山荘
(3日目)5:30三俣山荘 ~ 14:40新穂高温泉

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