4月9日(土)、タンポポ山行で高水三山へ行ってきました。
リーダーは、「緑萌える奥多摩に♪春風のエチュードを聴きにいきませんか?」と、お誘いしてくれました。
ピークハンティングの楽しみや縦走の醍醐味などを味わいながら、始終リズミカルに歩きとおすことを経験し、夏シーズンへのステップにつなげることが目的です。
そして、もうひとつの目的が地図読みです。
皆さん、1/25000の地図やコンパスを用意して、準備万端です。
御嶽駅に集合して、お寺さんの中に入って行きます。
ここが登山道の入り口なんです。
サクラが満開で綺麗でした。
この日のコースは、御嶽駅→独標→惣岳山→馬仏山→岩茸石山→高水山→永栗の峰→榎峠→軍畑駅 です。
送電線に下にやってくると地図読みをしました。
送電線は、地図読みで現在地を把握するのにわかりやすいポイントですね。
「独標があるはず~」と思いながら歩いていると、確かにありました!
手作り感満載の山頂標識がありがたいです。
誰かが、「わーーー! すごい大木!!」と声をあげました。
前方には数本の大木があって、結界がはられていたり、ご神木を表す「しめつりの御神木」の札があったりしました。
みんなで、ありがたくパワーをいただきました。
そして、一礼して大国主命がご神祭の青渭神社の結界に入って行きました。
青渭神社に参拝後、1枚目の集合写真
惣岳山(そうがくさん/標高756m)
この日の参加者は、副会長のMさん、リーダー部長のSさん、タンポポメンバーでこの日のリーダーのSさん、Kさん、Wさん、Yさん、N子さん、そしてサブリーダー兼記録係のワタクシT美の8名です。
惣岳山からの下りはちょっと急です。
気を付けて下りましょう。
下り始めの岩と根っこのミックスをクリアして、全員無事に下りてきました。
下りきったところの右手は広い範囲で伐採されており、営林の方が作業されていました。
8人並んでその姿を見ていたら、作業されている方が手を振ってくださいました。
ここへの通勤も大変でしょうし、お疲れ様です。
どうぞ、ご安全に!
惣岳山へ上がるまでの樹林帯を抜けて、一気に気持ちの良い道に出たら、馬仏山へ向かう為に左手へ。
馬供養塔が建っていました。
馬仏山(まぼとけやま/標高723m)は、ここで命を落とした愛馬を供養する為に付けられた名前なのかもしれませんね。
「ひたすら登って下りるのと、アップダウンを繰り返すのと、どっちがいい~?」なんて話しながら、アップダウンを繰り返していきました(◎_◎;)
お待ちかね~ランチタイム休憩。
2枚目の集合写真は、岩茸石山(いわたけいしやま/標高793m)
日なたは暑く、日影は程よい気持ちよさ…
全員で三角点タッチをしました。
この日のコースの中で唯一の三等三角点です。
満たされたお腹で、根っこの道をあがって行きます(;^_^A
3枚目の集合写真は、高水山(たかみずやま/標高759m)
色々あって(笑)、take6目の画像です(笑)(笑)
高水山からの下りは、たくさんのトレースがあって、どっちに行ったらよいか迷います。
地図にコンパスを当てて、地形も確認して、間違いがない方向へ進みます。
歩き始めて間もなく、山岳救助隊とスライドしました。
そういえば、先ほどからずっと上空をヘリが飛んでおりました。
樹木にさえぎられて、どんなヘリなのか、何機なのかもわかりません。
スプリングエフェメラルのカタクリと、ハート形の3枚の葉っぱのミヤマカタバミ
前回のタンポポ山行は高尾山で自然観察でした。
その時に、この日のリーダーはミヤマカタバミを見て、「LOVExLOVExLOVE」と言っていました。
「春風のエチュード」とサブタイトルを付けるだけあって、ロマンチストなのでしょう(笑)
常福院さんの裏手に降りてきたら、さっきスライドした東京消防庁の山岳救助隊のバイクが2台ありました。
どうやらここで赤い革ジャンやライダーブーツを脱いで、登山靴に履き替え、ヘルメットも替えて出発したのでしょう。
慌てて出発していった様子がうかがえます。
バイクも乗れて、救命も出来て、山歩きも出来る…大変なスキルをお持ちなんだと思いました。
私たちも、救助隊のお世話にならないように、気を引き締めて行動しようと思いました。
上を見上げると消防庁のヘリが飛んでいました。
しばらくして静かになったので、救助されたのだと思います。
ありがとうございました。
常福院さんで参拝して、ここから先は一般的なガイドブックやネットには出ていないような道を行きます。
山岳会っぽい山行ですね~(^^♪
それでも、ひたすら地図を見てガシガシ歩くのではなく、こうして花も愛でます。
サンシュユだとか、アブラチャンだとか、ダンコウバイだとか…声が飛びます。
多分、アブラチャンじゃないかということで、話はまとまりました(笑)
おーーーーー!
ありましたっ!
永栗の峰(えいぐりのみね/標高605m)
さらにその先には、石で囲まれたプレートのようなものがありました。
「二級基準点」と書いてあります。
木漏れ日の中、どんどん標高を下げて行きます。
里に下りて行きました。
キブシとミヤマシキミ
ヤマブキとミツバツツジ
サクラとシロヤブケマン
榎峠で、リーダーが準備して下さった地図読みの栞を紐解きました。
春風のエチュード…エチュード(練習)はとても大切なことです。
歩くこと、地図読みを仲間たちと交流しながら、繰り返していきたいと思いました。