富士山の側火山を5つ登ってきました(2022年8月7日)。
涼しい山を探してたどり着いたのがここ。御殿場口新五合目は気温22度。期待通りでした。
今回の相棒はKさん。砂れきの荒涼とした景色が延々と続く中を最初の目標、双子山の上塚に向かいます。

双子山に向かいます。手前が下塚、奥が上塚
上塚には道がありません。好き勝手に登ります。砂れきの斜面はアリジゴク状態でなかなか思うように進みません。

上塚に登るKさん

上部までくると、だんだんガスが上がってきます
ようやくたどり着いた頂上はなだらかでケルンが二つ。でも、ガスで全く展望がありませんでした。

最初のピーク、双子山の上塚に到着。標高1929メートル
逆に下りは楽ちん。あっという間にコルに着きました。次は下塚。こちらは踏み固められた登山道があり、すぐ登頂できました。

下塚です。やっぱりガスの中。標高1804メートル
頂上には火口があり、お鉢巡りもできます。ガスは流れているもののやっぱり展望はありません。
次はアザミ塚。登山道からちょっと外れますが、分かりやすい。

アザミ塚は小高い樹林帯という感じでした。標高1630メートル
頂上は広くて樹林帯の中の小高い丘って感じでした。
登山道は案内板もしっかりしていてわかりやすい。ガスが出てくると深山幽谷の雰囲気になります。気温は18度。快適なハイキングです。

ガスが出てきて涼しげになりました
3番目の浅黄塚はちょっと手ごわい。登山道から少し外れて250メートルほど進みます。すると突然、林の中に山が現れます。道はありそうだったけど怪しかったので直登! ガシガシ行ったら頂上には看板がありました。

浅黄塚は急斜面を強引に直登しました。標高1577メートル
問題は下り。ちゃんと登山道に戻れるか不安だったので、まじめにナビゲーションをやりました。久しぶりだったけど腕は鈍ってなかった。
水ケ塚の駐車場脇が最後の課題、腰切塚です。率直に言って整備された公園でした。頂上には展望台ができてました。興ざめです。でも、小さなピークなのにちゃんとした火口がありました。

腰切塚には立派な河口がありました。標高1496メートル
看板があるところが観光地っぽい。でも、趣はあります。
難易度はさまざまだけど、全部登ると結構ハードでした。Kさんの感想は一言、「きつかった」でした。でも、プチ探索できたし、十分に涼しい思いができたので満足です。