同行の某氏が語った「冬に見たギボシの姿がよかった。」という話しから、1泊2日で編笠山ーギボシ-権現岳を周回しました。そして宿泊は「遠い飲み屋」青年小屋です。
【7月27日】
観音平を出発します。
最初は樹林帯の中を行きます。途中にはハシゴが1か所あります。
やがて森林限界をこえて岩とハイマツ地帯を登ります。
編笠山山頂は360度の展望です。下から見た時には雲がかかっていましたが晴れました。
明日向かうギボシと権現岳方面です。
編笠山から少し下ったところに建つのが「遠い飲み屋」青年小屋です。本日の宿泊はここです。
靴を脱ぐ前に水汲みをと促されたので、水場で給水します。水量は豊富で冷たい美味しい水です。
小屋の受付をして部屋に荷物を置きました。そして談話室で持参した飲料をのみながら休憩しました。
夕食はアジフライです。
【7月28日】
青年小屋を出発し、権現岳へと登ります。
ギボシには標識らしきものはなし。西ギボシは行き合った登山者と話しをしたところのようでした。ここが東ギボシでしょうか。編笠山からだとはっきり分かったのですが、いざ歩いてみると分かりません。
権現岳です。左に剣があります。昔の八ヶ岳信仰では赤岳よりもこの山が信仰の中心だったそうです。青年小屋のパンフレットによれば、古地図には権現岳を八ヶ岳と表記しているとか。
今歩いてきたギボシです。
ガスの中だった赤岳がやっと見えてきました。しかしながら編笠山の山頂は真っ白のままです。
三ツ頭を過ぎてやっと編笠山の山頂が見えました。木戸口公園を経由して観音平に戻りました。
【山行中に見た花々:同行の某氏の撮影】
左:イブキジャコウソウ、中:イワオトギリ、右:ウメバチソウ
左:クルマユリ、中:ゴゼンタチバナ、右:チシマギキョウ
左:タカネナデシコ、中:ミヤマタムラソウ、右:ミヤマコゴメグサ
ヤマハハコ