新人研修 タンポポの活動

登山の基本講座2~ボルダリングと応急手当て

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9/15 残暑が厳しい中、登山の基本講座2~ボルダリングと応急手当て~を御嶽駅周辺の御嶽渓谷にて開催しました! 集まったのは意気に燃える精鋭5人・IOさん・OTさん・SDさん・NNさん・YDさん! リーダーはIBさん、補助スタッフとしてSGさん・まっしーの計3名が参加しました。

Ⅰ ボルダリング講座(午前)

御嶽渓谷に散在しているボルダーを選び、カンタンなルートを使って岩の昇り降りを行いました。全員ハダシになって、岩の斜面への自分の体重のかかり方の確認と、接地面の感触を確かめます。最初は恐る恐るだったメンバーもだんだんと慣れてきて回数を重ねて練習をしました。気を付ける事はと言えば手をなるべく使わないことで、体を地球の鉛直方向に直立させて、そのままバランスを保ってゆっくりと移動していきます。(むろんぐらついたりしたら安全のために手つきOKです)結局、①ボルト岩 ②看板岩(2ルート) ③滑り台岩 の3つのバラエティコースを堪能することができました。

Ⅱ応急手当て講座(午後)

練馬山の会では年に一度「遭難訓練」をしっかりやっていますが、今回は大事な部分の抜粋編とでもいうべきもの。全員で山中を想定し実技や実地確認を入れ込みながら真剣に取り組みました。

①応急手当とはまず何か? それは「自力下山できると判断される場合、それを可能とするために行うもの」。「自力下山できない(事故者と接触できない場合を含む)場合には救助要請を適確に行い、救助隊に連携するまでに行うもの」。文字通り「緊急時にその状況に対応して行う必要最低限の手当のことを言う」と学習します。

②特に救助要請をするときには110番・119番どちらも「可」。ただし『山岳遭難です!』を明確に救助隊に伝えることが全員で確認できました。その際、事故地点の経緯度の位置情報を伝える必要がありますが、その確認の仕方を全員でスマホで確認します(→スマホのアプリ活用です)。

③上記の①②の前提のもと、意識・呼吸の確認や回復体位の実践、頸椎固定(サムスプリントを使用)や圧迫止血法・副子固定(上腕・足首捻挫)・一次搬送・熱中症対策などをみっちり行いました。

④熱中症ではスポドリや経口補水液(OS-1)などの飲用確認が大切ですが、今回は”家庭で手作りしてきた”経口補水液(※)を全員で試飲し、買わなくても作れること、意外に問題なく飲める、美味しいなど感想を言いあいながら相互確認ができました。盛りだくさんでしたがとても充実した一日となりました。

(※)レシピ:水1L+砂糖20g~40g+塩3g


①河原に下りるとボルダー周辺は雑草が繁茂して大変でした! 何が大変って、この花、チョウチョみたいで可憐なのですが、その三角形の実が身体に張り付いて取れない!のです。そうその名前は「ヌスビトハギ」。

②最初のボルダーがその名も「ボルト岩」。そう左側に”意味不明”のボルトが見えますね(笑)。

③何回もやっているうちにだいぶん慣れてきましたよ。

⑤「看板岩」に転進しました。大きなボルダーです。右手の易しいコースと左手のちょいと難しいコースに挑戦!手をつければ何んとか・・・・・

⑥最後に「滑り台岩」の裏側でクライミングダウンも含めてトライ!! クライムダウンはホールドをつかんだ手を十分に伸ばして腰を思い切って下ろして・・・・。

⑦ときどき御嶽渓谷を”絶叫”しながらカヌーやボートが下っていきます。涼しそうでいいなーとポツリ・・・(笑)

⑧午後の部は屋根のある東屋で応急手当訓練をやりました。実地訓練は全員真剣に! 止血は心臓より高い位置で・・・!

⑨班に分かれてやりました。充実した一日となりました。

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