山域:西上州 裏妙義 烏帽子沢左俣 沢登り
日程:2018年11月14日(水)
天気:晴れ メンバー:m.moto. 、会員外2名(内リーダー)
◆8:10 国民宿舎裏妙義スタート~籠沢分岐
駐車場には良い時期のためか、平日だけれどすでに7~8台ほど駐車されていた。
◆9:20チョックストーンの滝
沢装備を着け、チョックストーンの滝は右に巻いた。
◆9:50 炭焼き窯跡
分岐中央に炭焼き窯跡がある。確認し右の沢に進む。
◆9:50 3m滝~ナメ状小滝
快適に進めたのはこの辺りまで。これ以降は悪い登攀の連続になる。
◆10:00 5mナメ滝
落葉を払いのけやや左側から。出だしは滑りやすく、上部も岩が脆くホールドが乏しい。ロープを出し、Lリード。ハーケン一本打つ(残置)。今回のルートで一番厳しかったかも。
◆10:55 5m滝
ロープを出し、Lリード。続いてセカンド、履いてきた靴のフリクションが効かず、一つ目のフットホールドに届かないのでショルダーで上げた。中間~上部あたりはステミング気味に突っ張って上を掴む。少しだけ流れている水がかなり冷たく、掴んでいる手の感覚が無くなってくる。
◆11:10 8m滝
ここは左岸を巻く。落ち口辺りが危険。お助け紐を出す。
◆11:20 2:1の二俣
滑りやすいのでロープを出し、左側の草付からm.リードで上がる。草はホールドには全くならないタイプ。
◆12:20 5m滝
二俣直ぐ上にある。こちらもロープを出した。中央から取り付き、左に流れて上がった。
◆12:30 6m滝
左側の少し前傾したところから取り付く。スタートが特に難しい。出だしに残置ハーケンがあり、スリングをかけて簡易アブミを作り、すぐ上にハーケン(回収)を打ちスリングを掴んで上がった。ここに限らず岩が脆いのでハーケンは効きづらい。
◆13:00 左沢分岐
◆13:30 5mナメ滝
幅も長さも傾斜もあまりないが、ホールドが乏しく滑りやすくて、見た目以上に厳しい。下部は小さな凹凸を狙って体を上げ、上部はステミング気味に足を張って上がった。
◆13:50 風穴尾根への詰め上げ
急斜面で最後の20mくらいがやや危ない。念のためロープを出しm.リードで風穴尾根まで上がる。
◆14:25 風穴尾根合流
風穴尾根はあまり踏まれていない様子だった。緊張を緩めない様慎重に進んだ。縦走路乗り上げが少々危険。
◆14:30 風穴尾根の頭(沢装備解除)
縦走路に着き一安心。
◆15:10 三方境
◆16:20 国民宿舎裏妙義着
ネットの一部情報には“初心者向けの沢”と書いてあったこともあり、易しめの沢なのかと思いきや、どの滝もかなり悪く、見た目とのギャップが激しかった。(このギャップは今季ナンバーワンか?)行けそうかな、と思っても取付いてみると難しく、巻きも簡単では無い。妙義ならではの岩の脆さも重なって、距離は短いが手ごたえがある緊張感の絶えない沢だった。個人的には好きなタイプ。
ダメ押しのラスト1本は大満足!ようやく沢じまいです。
m.moto.