2018年11月30日~12月2日、第4回目の潮風トレイルを実施しました。
今回は、三陸鉄道リアス線普代駅からスタート、1日目は津波から普代村を守った「普代水門」、黒崎展望所を通り、国民宿舎「くろさき荘」(泊り)まで。
2日目は「くろさき荘」から北山崎展望所を通り、県道と交わる北山浜まで(羅賀荘泊り)。
3日目は2班に分かれて、1班は昨日の続きで2本の手掘りトンネルを通り、机浜番屋、明戸海岸防潮堤震災遺構公園、田野畑駅まで。2班は羅賀荘から鵜ノ巣園地の途中まで。
しだいに、3.11大震災の被害の大きかった地域へとはいってきています。トレイルコースでは、大規模に堤防や道路、家などの復興がすすめられている地域も増えてきました。 一方、三陸のリアス海岸とエメラルドグリーンの海の美しい景色と、三陸の海の幸を堪能することもできました。
雪が舞ったり、暗くなった雨のなか、携帯の圏外の県道でヒッチハイクするなど、今回も潮風トレイルは一筋縄ではいきませんでした。でも、親切な地元の方に助けられたり、あたたかい気持ちにもふれることができ、楽しく、心あたたまる3日間でした。
なかでも、100mと200mの手掘りの2本のトンネルは圧巻でした。浜と浜を結ぶのが目的だったのでしょうか、硬い岩盤をくりぬいてよくつくったものです。