ナビゲーションの練習・指導方法を探る研究会を天覧山周辺で行いました(2019年10月6日)。スタッフ以外に参加者は4人。自信満々の人も不安そうな人も懸命に里山をさまよいました。
午前の部はプランニングの練習。地図を読んでルートを言葉にしてメモに書き出しておき、地図を持たずにメモだけでオリエンテーリングをしてみました。
簡単で短いコースですが、できたメモはかなりアバウトだったのでハラハラドキドキでスタート。ちょっと迷走した人もいましたが、行方不明者を出すこともなく、制限時間に十分間に合うタイムで全員がゴール。ホッと胸をなでおろしました。
午後からは多峰主山の雨乞池に移動。ここから下りながら適当な場所で現在地を地図に落としてもらいました。結果は点数で評価すると伝えたので、気合が入ります。
行ったり来たりして周囲の地形を念入りにチェックしていた人もいて、こちらも全体的に意外とよい結果でした。天狗が増えそうでちょっと心配。
反省会では午前中に行ったオリエンテーリングのGPSのログを地図上に表示して、良かった点や足りなかったところを話し合いました。
今回は国土地理院の基盤地図情報で地図を作成し、使用しました。より正確な地形表示ができるようになったためナビゲーションの練習がしやすくなりました。これで基本講座の指導内容もバージョンアップできそうです。参加者のご協力に感謝します。