パスタ推進委員会のA山です。節約パスタ術2の続きです。調理のポイントは前回と同じです。イカスミと味噌ジャコを追加しました。
【和風イカスミパスタ】
塩辛を使ったなんちゃってイカスミパスタです。昔、山でこれを作って「イカスミパスタだよ~ン」と言って相棒に食わせたところ、「いままで気味が悪くて遠慮してたけど、こんなにおいしいならもっと早く食べておけばよかった」と感動されたことがありました。薄暗いと不気味さが半減するので食べやすいかもです。
材料はスパゲッティとオリーブオイル、いしり(イカの魚醤)、イカスミ(墨を混ぜたイカの塩辛)。スパゲッティ100グラムに対してオリーブオイル大さじ1、いしり小さじ1、イカスミ大さじ1くらいが目安。
イカスミは沖縄産が安いです。いしりは石川県のアンテナショップで買いました。いしりは塩分が多いので、入れすぎないように注意します。
1.鍋にお湯を沸かし、パスタを入れます
20センチ径のフライパンだとスパゲッティを二つ折りにすると作業しやすいです。これくらいの長さの方がまとまりがよく食べやすいです。
2.再び沸騰させます
3.火を止めて、しばらく待ちます
水を吸ってスパゲッティがふやけます。かき混ぜながら柔らかさを確かめます。芯が残るくらいがベストです。
4.少しだけ残して、ゆで汁を捨てます
5.オリーブオイルを入れます
6.いしるも入れます
7.火を点けて、混ぜながら水分を飛ばします
8.火を止めて、イカスミを加えます
たくさん入れるとおいしさが増します。
9.かき混ぜてスパゲッティが黒くなったら完成です
【味噌ジャコスパゲッティ】
ジャコのスパゲッティ1と同じですが、魚醤の代わりに合わせ味噌で味付けします。味が濃いので食べやすいく、これも山でよく作りました。
材料はスパゲッティとオリーブオイル、合わせ味噌、ジャコ。スパゲッティ100グラムに対してオリーブオイル大さじ1、合わせ味噌大さじ1、ジャコ大さじ1くらいが目安。
4までは「和風イカスミパスタ」と同じです。
残すゆで汁は少なめの方がいいです。
5.オリーブオイル、と味噌を入れます
6.火を点けて、水がなくなるまでよーく混ぜます
7.火を止めて完成です
自分は赤味噌が好みですが、いろいろ試してみると楽しいでしょう。
*山で作るときは、パスタのゆで汁は全部捨てるか、別に取っておいて後で混ぜ合わせた方が作業がしやすいです。
【山で作るときのヒント】
山ではパスタとソースを別々に作った方が作業がしやすいです。
パスタは少し柔らかめにゆで、ゆで汁は捨ててソースの材料を混ぜていきます。
味噌ジャコの場合はオイルと味噌をよくかき混ぜたところに、ゆで汁を加えるとパスタに絡みやすくなります。
つづくかも
以前、基本講座でイカスミ風パスタをいただきました。美味しくて、びっくりでした。
A山さんのパスタの茹で方は自宅でいつもやっています。
鍋にパスタが沈んだら、蓋をして火を止めて、茹で時間相当放ったらかすと出来上がりです。
茹で汁は、家では捨てますが、スープの素を入れてスープにすると、持ち帰り分が減って良いと思います。