北アルプス

懐かしの山行シリーズ 2012年8月西穂高岳からジャンダルム、奥穂高岳

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9年前のお話しで恐縮です。縦走を極めると最高峰は西穂から奥穂に行きつきますよね。(所説ありますが。)2011年に単独で計画をしたら、私の入会時の会長S大先輩から一人で行くなとの助言がありました。私は素直なのでハイと従い、翌年、K野さんというよきパートナーを見つけ、7月に八ヶ岳東面で前夜泊で真教寺尾根を登り県界尾根を下るトレーニングをして、本番に望みました。

西穂のテント場は狭く、当時も混み混みでした。前日に丸山まで偵察し、当日、真っ暗闇の中、ヘッドライトで出発し、西穂高岳独標です。

8峰

西穂高岳

ガレ場の上り下りが続きます

K野さんの登り

岩くずの稜線で緊張の連続です

ガレガレの登りです

逆層の登りですが左側に細いクサリがあります

振り返ればピラミッドピークと西穂高岳が見えます

スラブ状の難所が続きます

K野さん、クサリ場を登ります

ガレガレの稜線歩きが続きます

気の抜けない稜線歩きが続きます

ジャンダルムへは信州側(南側)に2つのバンドがあり

それを利用してトラバースします

ジャンダルムとの鞍部に出ました

ジャンダルムにある天使のオブジェに会えました。今は新しいオブジェに変更されているようですね。「登頂ジャンダルム」という木のプレートを持ち記念撮影していますが、こっぱずかしいので今回はご勘弁願います。私の練馬山の会での会心の山行ベスト5に入りますね。

この日、天候が急変し馬ノ背で大粒の雨が降り出し雷が鳴り出して、

絶対絶命のピンチに陥りましたが、岩場の稜線で逃げ場がなくて、

そのまま奥穂登り、奥穂高山荘に降りました。

まさに運がよかっただけでした。同時刻に槍ケ岳山頂でその雷に打たれて

男性が一人亡くなっています。ほんの僅か違いでした。

充実感の得られた山行でしたがいろいろ考えさせられました。

思い出深い山行でした。

 

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