10月31日(日)、東北の岩手県にある早池峰山に登ってきました。
早池峰山はずっと登りたかった山ですが、少し前に岩手県地方で大きな地震があったために、少し出発を見合わせたんです。
でも、願いが叶って出発することができました(^^♪
前泊だったので、前日(30日)のランチは高速道路を下りて、仙台市内の「たん兵衛」へ。
O崎さんとワタクシは、ランチ牛たん焼き定食。
Y本さんは、TVで紹介された上牛たん壺飯!←贅沢ぅ~~~♡
花巻ICで高速道路を下りて、田舎道を走ると…ずぅ~~~っと紅葉ロード。
紅葉ロードに誘われて、宿泊先を通り越して、翌朝歩き始める小田越登山口までドライブ。
小田越監視小屋付近には駐車できないのを確認しました。
前泊のお宿は「早池峰ロッジ南峰荘」
ロビーの窓から、紅葉に彩られた鶏頭山が見えました。
ロッジの夕食はお野菜がたっぷり。
熱々の岩魚がおいしかったぁ~
「早池峰 神楽」というこの地方の葡萄で作られた赤ワインをいただきました。
お宿の方も、このワインの葡萄を作っているとのことで、辛口のミディアムボディの香りのよい赤ワインを楽しみました。
山梨辺りのワインは、輸入ワインを混ぜられることが多いので、贅沢なワインだねって思いました。
何より、地産地消が良いですね(^^♪
でも、残念なことに、この前日ぐらいからカメムシがご来館されているようで、食事をしていてもやってきます。
それも、お気の毒なことに、何故かY本さんにだけとまるんです(笑)
しかし、笑い事ではなく、いたるところにいるので、踏みつぶさないか気が気じゃありません。
あとで調べたところ、カメムシは臭いだけでなく、刺されると相当痛いし痕が残るようなんですよ(-_-;)
誰も刺されなくて幸いでした。
翌朝、お弁当をお部屋でいただき、早々にチェックアウト。
早池峰山に向けて、河原の坊に車を停めて、2キロのユルイ登りを歩きだしました。
小田越登山口から早池峰山に向かってスタート!!
前夜、カメムシが気になってあまり眠れなかったワタクシは、なかなかエンジンがかかりません。
森林限界を超えると、エンジンがかからないなどと、グズグズ言っていられない岩場歩きが続きます。
おまけに、ガスで視界は悪く濡れるし、爆風だし…蛇紋岩に気を付けながら、頑張るしかないです!
早池峰名物のハシゴが出現しました。
数年前に行った方から、「つま先を差し込めなくてすごく怖かった(-_-;)」と聞いていましたが、思ったほどのことはなく普通に登れました。
ハシゴを超えて行くと、再び木道になり、やがて岩場が出てくるころには不思議と爆風がなくなっていました。
避難小屋に到着です!
建物の左手は簡易トイレブースです。
早池峰山は、し尿問題で外での排泄は禁止されています。
前日、とても良いお天気で暖かかったはずなのに、上の方は雪が残っていました。
おなじみのポーズで記念撮影しました。
このポーズをとるのも、気にならなくなってきて、ちょっとヤヴァイです(笑)
避難小屋の中で行動食をとりましたが、小屋の中は冷気が残っていてほぼ0℃。
外は、1℃ぐらいの初冬モードです。
ハシゴ~~
ワタクシは、ここでハシゴを登ってくる女性とすれ違いながら「上の方は風も展望もないです~」とお話しました(笑)
小田越に向かってどんどん降りていきます。
よぉ~~く見ると、左手上の方のガスが切れかけた辺りに白く小田越監視小屋が見えます。
ついつい下山はスピードを出し気味ですが、O崎さんから「下山こそスピードを落として、気を付けて降りないと転倒した時のリスクが大きくなる。」と教わりました。
なるほどですよね。
調子に乗ってはイケナイってことです!
無事に、小田越に降りてきました。
向かい側は薬師岳の登山口です。
小田越監視小屋でトイレをお借りしたら、職員さんから声を掛けられ山頂まで行ってきたことを話すと、「さっきの人は5合目で帰ってきたと言っていた。」とのこと。
きっと風が強かったので、途中で帰ってきたのでしょう。
職員さんは「8合目より上は、いつも風がないんだ。」と言っていました。
監視小屋には望遠鏡が備えられていて、下から早池峰山に登る人を見てくれているのでしょう。
登山道も整備されていて、ガスでも迷うこともなく、ありがたい限りです。
帰りは、盛岡冷麺が食べたくなって、ネットで調べたお店に行きました。
前泊のお宿の方も、ここはおいしいとのことだったので、良かったです。
そして、花巻温泉で湯っこさ入って、髪も洗って…もしかしたら身についているかもしれないカメムシ臭を、すっきり落として帰路につきました。