長和町(長野県)の姫木平でペンションをやっているTCさんの実家まで、霧ヶ峰の車山から稜線を越えて滑って行きました(2022年3月4日)。
スキーヤーらでにぎわう車山スキー場からシールを付けて、なだらかな1832メートルピークに。目の前に真っ白な北アルプスの山々が連なって現れます。ここでシールを外して稜線上を進みます。凸凹の激しいシュカブラの斜面は、ノーエッジだと滑りにくい。
1800メートルピーク(殿上山)経由か休業中のエコーバレースキー場に直接下るか悩みましたが、スキー場のリフトの支柱が見えたので、そっちにしました。
鏡餅のような形の1836メートルピーク(蝶々深山)の南東側斜面はシュカブラがなくてスキーになりそうです。シールはなくてもウロコで十分上がれました。頂上から滑ってみると出だしはガリガリでしたが、後半は多少気分よくスキーができました。
最大の難関はエコーバレースキー場でした。冬は西風が強いので稜線の東側にあるスキー場側に巨大な雪庇が張り出していました。
索道のあるラインだけ、かろうじて段差がありませんでした。でも、30度くらいありそうな急傾斜です。ここは気合で突っ込みました。傾斜が緩くなっても油断なりません。表面がシャーベット状のモナカ雪で転びまくり、下り切るのに1時間以上かかってしまいました。
ペンション「レンガ家」はスキー場のすぐ近くでした。
TCさんが出迎えてくれ、ご飯をたっぷりいただき、自宅より暖かい布団で寝られ、大満足でした。
翌日はTCさんとブランシュたかやまスキー場でスキーの練習をしました。
帰路はバスを乗り継いで上田にでて、おやきをたんまり買って帰りました。
車山からのコースは展望もよく地形も変化に富んでいます。スキー場ではなく殿上山から下った方がよさそうでした。ペンションをベースに探索したら、いろいろと面白そうだと思いました。