キノコの観察で富士山須走口五合目付近を探索してきました(2022年9月9日)。
1週間前は土砂降りの中、1時間で退散しました。ようやく雨が上がり、マイカー規制も解除されたので、お仲間がたくさん入山してました。気温が低くキノコは少なめでしたが、そこそこの成果はありました。
ショウゲンジは終盤。残り物が少しだけありました。
油炒めにしたら、うまみが出ておいしかったです。
タマゴタケは痛みが早いのでどう処理するか悩ましい。でも目立つのでつい採ってしまいます。
これも油炒め。色鮮やかなまま、おいしくいただけました。
ベニタケ類は同定が難しいのでほとんどスルーします。でも、これは無視できません。
栃木県民が大好きなチチタケです。傘の大きさが10センチを超える超大物です。籠に入りきらないので新聞紙に包みました。乾燥保存してから調理する予定。
これもベニタケ類。傘の色が一部違ってますから、たぶんカワリハツでしょう。
こういう色物は他にないはず。自信はないけど確保しました。カワリハツは初めて口にしました。油炒めは料理方法がマッチしなかったのか味はイマイチ。でも、お腹は大丈夫でした。
ニカワハリタケです。味もそっけもないキノコですが、ゼラチン質の食感が独特です。
どうやって食うか悩むところですが、状態がよいので採集し、ポン酢漬けにしました。ちょっと風味が飛ぶのが残念です。
朝方は久しぶりに富士山の姿が見えました。でも、すぐにガスの中に隠れてしまいました。小富士では全く展望がありませんでした。でも、キノコ観察には影響がありません。
1週間前は雨でもいくらか採れたハナイグチを全く見かけません。長野県民や北海道民が大好きなイグチで、自分もこれがないとキノコを採ったという実感がわきません。でも、最後の方で2本だけ見つかりました。
あってよかった。満足です。自分もだいぶ長野県民に近づけた気がします。つくだ煮にして少しづつ楽しんでいます。
ナラタケもいくらか出てました。おいしいキノコですが十分な収穫があったので採りませんでした。
木材腐朽菌は、あまり天候に関係なく出てくれるので好きです。土汚れがないので下処理も楽だし。
久しぶりに森の中をさまよいました。いつ来てもこの雰囲気には毎度ワクワクしますね。心が洗われます。