4月26日(水)尾瀬戸倉温泉に前泊して、27日(木)至仏山へ登ってきました。
尾瀬は、4月21日(金)10時に片品村戸倉~鳩待峠が開通しました。
それを待っての計画です。
至仏山登山は、長くても5月6日までです(2023年)。
雪の至仏山へ登れるのは、GWの約2週間だけ。
その間だけは、至仏山から山の鼻への下山が許されます。
この時期を過ぎると、7月まで植生保護の為にクローズされ、グリーンシーズンは山の鼻から至仏山への一方通行となります。
至仏山から山の鼻への下山が許される貴重な2週間です!!
ガイドさんが宿まで迎えに来てくれ、鳩待峠駐車場まで車で上がることが出来ました。
お天気待ちをして、30分遅れで鳩待峠スタート。
ちょっと晴れ間も出ていて、お天気の回復期待大です!
26日、東京を発つときには土砂降りでした(´;ω;`)ウッ…
27日も、爆弾低気圧の影響でガスが出て、雪がちらついていました。
雪が降ったので、サンゴのようです。
今年は雪が少ないです。
それでも、開いたばかりの尾瀬は雪に埋もれています。
森林限界を過ぎる頃、ガスに覆われ上も下も右も左もわからなくなりました。
眩暈を覚えるような感覚は、雪酔いというそうです。
三半規管がやられてしまい、とても危険です。
違うコトを考えてやり過ごしました。
小至仏山のトラバースに入る前の休憩🎵
この先、先行者達は小至仏山へ上がったようです。
ガスでトラバースを歩けなかったのだと思います。
私達はガイドさんの後を追います。
いつもはピカピカツルツルで恐怖を覚える小至仏山のトラバースは、視界がありません💦
新雪で隠され、トレースのないトラバースを進みます。
抜ける頃はややラッセルです。
無事に至仏山山頂へ到着しました(^^♪
この日のパーティーは、向かって左からNK子さん、ワタクシT美、YK子さんとMガイドの4人です。
山頂では、思ったより多くのパーティーが休憩していました。
途中、風があった場所もありましたが、山頂は穏やかです。
三角点にタッチ👍
至仏山山頂でヘルメットとハーネスを着用しました。
ガイドさんはロープの準備をしています。
さあ、いよいよ至仏山山頂から山の鼻へ向けて下山します。
ワタクシのチキンハートには緊張が走りました💓
どんどんお天気が回復していきます。
爆弾低気圧のおかげで白い尾瀬ヶ原です!!
振り返れば、至仏山も雲が取れてきています。
少し前にスライドした人の姿が見えますね。
燧ヶ岳と尾瀬ヶ原
ガイドさんの指先辺りには、尾瀬ヶ原の牛首が見えますね。
メンバーは、下山が怖かったと言っていました。
この急斜面ですからね💦
こちら方面には皇海山や白根山が見えました。
快晴です☀
この右側の方には、平ヶ岳もくっきり見えました。
3ヶ所ある鎖場は、1ヶ所だけ鎖と岩が露出していました。
無事に下りてきました!!
雪を頂いた燧ヶ岳がくっきり見えました。
池塘に落ちないように気を付けて歩きます。
営業中の至仏山荘に到着しました。
鳩待峠迄ガイド車で来ているので、最終のバスを気にすることなくゆっくりと休憩をとりました。
鳩待峠へ向かう途中、すっかりガスが取れた至仏山が見えました。
自分たちが歩いてきた道も見えました👀
ロープのお世話になることもなく、尾瀬ヶ原に戻ってきました。
1枚目の画像と比べていただくとわかりますが、雪がずいぶんと溶けています。
念願かなって、「至仏山から山の鼻への下山」ができました!!!
全員で、「ガイドさんがいてくれて良かった! 」
「楽しく、厳しく、達成感のある良い山行だった!!」と話しました(^^♪
グリーンシーズンに、山の鼻から至仏山へ登りましょうね。