リーダートレーニング検定A(クライミングの部)を行いました(2023年5月21日)。
受検者はSさん1人でしたが、キッチリ合格しました。おめでとうございます。
最初の課題はルートの登攀と懸垂下降。制限時間の25分以内に降りてくることが求められます。
結果は14分。余裕でクリアしました。終了点の操作は遠隔カメラでチェック。懸垂の手順もバッチリでした。
次はリードのビレイで、墜落を止められるかが最大のポイントです。
これも大丈夫でした。さすがベテラン。落ちる方はバックアップを取ってましたけど結構怖かったです。
フォローのビレイは、マスターポイントが正しく作れているかをチェックしました。
少し怪しいところもあったけどOKとしました。検定者の採点が、ちょっと甘かったかもしれません。検定する側も初めてのことなので戸惑ったり悩んだりして進めました。
筆記試験はスポーツクライミングに適したプロテクションを選ぶ問題です。
騙されやすい例もありましたが、全問バッチリ正解でした。その他で多少取りこぼしはありましたが、トータルでは十分、合格点でした。
会としてクライミングの検定をするのは初めての試みでした。実施前は、検定項目や採点基準がこれでいいのかという不安がありましたが、やってみたら受ける側も審査する側も、ある程度は納得できる内容だったかなと思います。
自信を持ってクライミングリーダーを務められるような研修・検定制度にしていきたいと考えています。多くの会員の参加をお待ちしています。
ヒルよけの熊手が役に立ちました。