10月19日-20日、Y子さんのお誘いでワタクシT美のふたりは、八ヶ岳の赤岳へ行ってきました。
いえいえ、初日は行者小屋迄で、翌日赤岳から阿弥陀岳を縦走する予定でした・・・
赤岳山荘に車を停めると、山荘のおばちゃんから「今日、阿弥陀に登った方が良いよ。明日は私が雨を降らすから(笑)」と言われました。
確かに明日の天気予報は強風…「んじゃ、今日中に阿弥陀岳に登った方が明日が楽だよね!」ということで、気持ちはもう阿弥陀岳です。

南沢の豊かなコケの森
南沢は北沢よりやや険しいけど、短いかなってことで南沢のコケの森を進みました。

行者小屋へ到着
まずは、行者小屋へチェックイン。

不要なものをデポして、ヘルメット装着

コルに建つ赤岳展望荘と明日登る赤岳
中岳沢を登ります。
霜柱や雪の解け残りがありました。

中岳のコル
中岳のコル手前は、グズグズでちょっと歩きにくいです。

連続するハシゴと赤岳
中岳のコルから先は、阿弥陀岳への険しい道になります。
振り返れば、赤岳がエールを送ってくれているようです(^^♪

鎖もない岩場
ザレザレだし、先は掴んだ岩が動くし、落としそうな石が満載でした。
でも、幸いふたりしかいません。

阿弥陀岳山頂
ほぼ無風の良いコンディション⭕️
中岳のコルで見えた富士山🗻
ここでもしっかりと見えました。
冠雪の富士山は美しいです!!
霜柱を踏みしめて登ってきた甲斐がありました。

阿弥陀岳山頂から赤岳を見る。
阿弥陀岳山頂標識と、明日のぼる予定の赤岳!

美しい😍
阿弥陀南稜方面
ほぼ風は無くて良いコンディション。
あまりの美しさに後ろ髪を引かれつつ下山します。
足元に気を付けて下山しました。
行者小屋に無事戻ってきました。

6畳をひとりで使わせていただきます。
ワタクシT美はあまり背負えないので行者小屋泊です。
後でわかったことですが、この日の小屋泊はT美ひとりでした。

テント張り中
デポしていたテントをするすると組み上げるY子さん。
手伝い不要でした(笑)

アーベントロート
大同心、小同心…横岳から赤岳が紅く染まっていく様子は、息を飲むほどで圧巻でした。
貸切の行者小屋。
Wi-Fiがつながるのはここだけ。
お部屋は圏外で寒い。。。ブルブル
炬燵は消灯前に切れましたが、温まってから寝ることが出来ました。
Y子さんは寒かったそうです。
翌朝。。。
テントはそのままにして赤岳に向かいます。
でも、天気予報通り風が強いです。

アサギマダラ
相談して、「風が強いから、文三郎尾根をピストンしよう。」という、赤岳経験者リーダーY子さんの判断に従います。

長い階段の途中で振り返って行者小屋を見る。
風は写りませんね~(◎_◎;)
雲の流れが速いです。

階段が続く。
時折あおられて怖い💦
リーダーの判断で撤退を決めました。
この判断は正しかったです。
実は…ワタクシT美は、今年2月の赤岳も爆風で撤退してました(◎_◎;)
赤岳は、何故かなかなか登らせてくれない山のようです。

なめてはいないから、撤退!
怪我もなく、無事に行者小屋迄下りてきました。

神戸から来られたこの方も爆風撤退。
こんなに良いお天気なのに( ノД`)シクシク…
爆風で飛ばされたと、赤いウエアのこの方も撤退していました。
Y子さんのテント回収を手伝って、一息ついたら赤岳山荘迄下山開始です。

前日はまだ組み立て中だったけど、仕上がっていました。

前日より紅葉🍁がすすんでる?
樹々が風で大きく揺れているのが見えました。

美濃戸山荘迄降りて来ました。
絵葉書みたいデス!
カラマツも黄色く染まっています。
振り返って、降りてきた南沢入口を撮影。
下の方から紅葉も終わりかけているようですね。
赤岳には登れませんでしたが、赤岳山荘のおばちゃんのアドバイス通り、初日に阿弥陀岳登頂をしておいて良かったです!
さすが、山小屋の方のおっしゃることには間違いがないようです。
Y子さんは赤岳には登ったことがありますが、阿弥陀岳はふたりとも登ったことがなかったので、とってもラッキーでした!!
赤岳は、来年のお楽しみにとっておくことになりました(^^♪