菅平に拠点がある友人とスノーシューで遊んできました(2024年2月12日)。
根子岳に行くならスキーが定番です。しかし、Iさんは膝を痛めてリハビリ中。医者からスキーを止められているのでスノーシューをやってみようということになりました。スキーの達人(最近はボーダー)Oさんもスノーシューは初めてです。
道具をレンタルして出発。誤算だったのはリフトが故障で動かなかったことです。でも、裏道にスキーで登ったトレースがしっかり残ってました。
登り始めは日が出て暖かでしたが、曇りからガスに。展望は期待できない上に風も出てきたので、森林限界の2000メートル付近から下山しました。
人気ルートだけあってツアーコースはキャットが運行してなくてもガチガチに踏み固められていました。そこを外して歩きましたがスキーやボードのトレースがいくつもありました。
標高1810メートルで気温マイナス8.2度、風速は毎秒7.6メートル。少し下ると疎林帯になり、風も弱まりました。重めの新雪で時々はまることもあったけど、上り下りともグリップがよく効きました。
ガスで見通しが利かないので現在地の判別が難しく、フォールラインとコンパスで見当をつけて進みました。傾斜が緩んできた頃に見覚えのある地形が出てきてホッとしました。
スキーに比べると下りはつまんないのではと心配しましたが、ある程度傾斜があれば結構快適でした。ただ、ツアーコースの最後みたいに傾斜が緩くなって景色も単調になると退屈になりました。そこは一気に駆け抜けられるスキーには及ばないなと話していました。
スノーシューでの行動時間が読めなかったため、4時間も歩き回ったのはちょっとやりすぎかなと思ったけど、雪に慣れたメンバーだったので余裕でした。Oさんは「菅平には40年通っているのに、初めてのところばかりで楽しかった」と言い、スノーシューにも興味を持ってもらえました。