八ヶ岳

2024/1/13~14 雪山入門 〜北八ヶ岳〜

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練馬山の会恒例、厳冬期の雪山を歩く「雪山入門」。今年の舞台は北八ヶ岳です。
長野県茅野市にある北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅をスタートし、白駒池の畔にある山小屋で1泊。
翌日、北八ヶ岳の山々を縦走してロープウェイに戻る周回ルートを歩きました。

初日、雪山の洗礼を受ける



パーティーは雪山初心者の私を含む8人。
初日、山小屋までの往路では、縞枯山の中腹にある起伏が穏やかなトラバースをツボ足で歩きました。

雪と風と寒さの中で


空が厚い雲に覆われ、強い風が吹き付ける中、寒さに耐えながら歩き続けました。
樹林帯を進むルートには木道が敷かれていますが、雪の下に隠れて見えなくなっています。
そのため、木道を踏み外しそうになってよろけたり、踏み外して転ぶことがありました。気が抜けません。

北八ヶ岳の森は「日本三大苔の森」として知られ、国内の苔の約4分の1、485種類もの苔が自生しています。
4年前の夏、この森を歩いた私は緑色のじゅうたんを敷き詰めたような苔の風景に癒されました。
しかし、その穏やかな森は冬に一変。
白い雪に覆われて、登山者に試練を課す厳しい自然に変貌していました。

雪山のオアシス


ロープウェイ山頂駅を出発してから3時間後、山小屋の青苔荘(せいたいそう)に到着。


山小屋に入ると、風や雪に打たれて冷えた体をストーブが温めてくれました。
登山者が困難に直面する雪山では、山小屋の存在は本当に有り難い。まさにオアシスです。


午後3時、早速、飲み会がスタート。


夕食を挟んで、飲み会は続きました。
仕事や家事から離れ、山の仲間と語らいながら酒を飲む。スマホを一切触らない。非日常の極み。至福の時間です。

2日目、雪山を楽しむ



2日目は朝から快晴でした。
丸山、麦草山、茶臼山、縞枯山を縦走して、ゴール地点の北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅を目指します。

白駒池を“歩く”


山小屋を出発する前、ワカンを装着。雪山初心者の私はリーダーから履き方のコツを教わりました。


青苔荘の前にある白駒池です。標高は2,115m。標高2,100m以上の湖としては日本最大の天然湖です。

冬、白駒池には厚い氷が張り、雪が降り積もります。
真っ白い平原と化した池を歩いていると、爽快な開放感を味わうことが出来ました。

北八ヶ岳縦走


青苔荘から1時間余りで高見石(標高2,225m)に到着。


高見石からは南八ヶ岳の山々が間近に大きく見えました。


麦草峠に進むと、茶臼山と縞枯山が見えてきました。


麦草峠でアイゼンを履きました。麦草峠から茶臼山への登りは傾斜が大きくなるからです。


茶臼山(標高2,384m)の展望台から望む北アルプス。稜線が延々と続く雄大な姿を見せていました。


縞枯山(標高2,403m)は名前の通り、青々とした森と樹木が立ち枯れた森が交互に存在し、縞模様を作っています。不思議な光景です。

2日間の山行中、私が最も心惹かれた風景は、風が雪面に作り出した模様、「風紋」です。その模様は千差万別。見飽きることがありません。

さらに目を凝らして雪面を見ると、無数にある雪の結晶が光を浴び、宝石のように輝いていました。

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