ボルダーを探しに奥秩父の兜山に行ってきました(2024年5月26日)。
アプローチは山梨市駅から1日2本しかないバス。サクランボがたわわに実る果樹園を横目に坂道を歩きました。岩場コースを進むと鎖場の少し先にボルダーがありました。
岩は安山岩系、風化した表面が玉ネギのようにむけてます。見かけによらずしっかりしていますが、ホールドは細かくて甘い。ウオーミングアップのつもりで取り付いたトラバースは心臓バクバク! 結構厳しかったです。
山頂近くで見つけた垂直のフェースはポケットがボコボコ空いてて簡単そうでした。
しかし、取り付いてみるとどれも甘い。それでも、気合一発で登り切ったら、指力がほとんど持っていかれました。
展望のない頂上はさっと通り過ぎ、山腹コースで下山。岩場コースは手ごろな大きさのボルダーが少なかったけど、こちらはゴロゴロありました。ハイボルダーのスラブ課題がいくつもできそう。本命は山腹コースでしょう。
ただ、どれもコケだらけ。ほとんど登られていないようでした。もったいない。ワイドクラックもあったけど、掃除が必要そうだったので今回はパスしました。
駐車場からは車道を歩いて春日居町駅に向かいました。途中、小動物に遭遇。アナグマです。夜行性だけど、この季節は昼間も出歩くみたいです。天覧山でも昼間に会いました。
正面から近づいてきて10メートルほど手前でようやくこちらに気づくと、谷の方にトコトコと歩いていきました。マイペースな動きに癒されました。
兜山、ハイキングがてらに緩くボルダーやるにはよい所です。
翌日は御岳ボルダーでした。今回はいろんな目的があったので真剣トライはなし。草履でちょっとだけ遊びました。
目的の一つはこれです。→ 杣の小橋岩(別ウインドウで3Dを表示) アイフォーンで撮影しました。
う~ん。雰囲気は分かるけどホールドまでは確認できませんね。大きさも分かりにくいし、もうちょっと工夫が必要かな。