奥武蔵探索シリーズ第2弾は名栗川の支流、湯基入(とうぎり)にしました(2020年8月16日)。源流部は面白かったけど下部は不完全燃焼でした。
アプローチは林道。標高320メートル辺りで入渓しました。入り口の堰堤を越えるとゴーロの河原歩きです。でも、すぐに良さげな渓相になってきました。暗くてゴルジュっぽい。突撃しました。
![気合を入れて突っ込みます](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2020/08/20081611-644x483.jpg)
気合を入れて突っ込みます
曲がった先は、やっぱりゴルジュでした。しかも3段5メートルくらいの滝がある。勢いで突っ込むと後で泣きをみそうです。牛喰沢の失敗があるのでおとなしく引き下がりました。
![いきなりゴルジュが現れました](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2020/08/20081605-644x483.jpg)
いきなりゴルジュが現れました
諦め切れずに高巻くと、上流には巨大な堰堤がありました。こりゃダメだわ。林道まで引き返しました。
![巨大な堰堤が出てきました。こりゃダメだ](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2020/08/20081606-644x483.jpg)
巨大な堰堤が出てきました。こりゃダメだ
標高470メートル辺りで再び入渓。堰堤はないものの難所もなく淡々と進んでいきました。唯一の滝を越えると、もう源流部の渓相です。
![源流部っぽくなってきました](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2020/08/20081626-644x483.jpg)
源流部っぽくなってきました
あちこちに石組みがあり、道型も残っています。小さな平地で一休みしました。
![石組みのある平地で小休止](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2020/08/20081635-644x483.jpg)
石組みのある平地で小休止
詰めは近そうです。気合を入れて沢の流れをたどっていくと突然、岩壁が現れました。足元に穴があり流水が見えます。穴からは冷たい風が噴き出していて気持ちいい。
![岩壁になってしまいました。行き止まりです](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2020/08/20081638-644x483.jpg)
岩壁になってしまいました。行き止まりです
右にトラバースして枯れ沢を詰めました。グズグズの斜面にアックスを突き立て、立木につかまりながら高度を稼ぎます。
![最後の詰めを登ります](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2020/08/20081645-644x483.jpg)
最後の詰めを登ります
それほど頑張ることなく稜線に出られました。三角点のある黒山のピークで休憩し、岩茸石経由で林道に戻りました。
![黒山のピークに着きました](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2020/08/20081656-644x483.jpg)
黒山のピークに着きました
途中で湯基入の岩場をチェックして帰りました。
![湯基入の岩場。スラブのグレードは8くらいか](http://nerima-yama.club/wp-content/uploads/2020/08/20081651-644x483.jpg)
湯基入の岩場。スラブのグレードは8くらいか