奥武蔵のウノタワを見てきました(2020年10月11日)。
ハネバミ入探索の予定でしたが長雨で変更。ウノタワに通じる林道が通行止めだったため、名郷から鳥首峠経由で往復しました。
雨でも笠があれば問題なし。大半は昔から歩かれている道なので峠までは快適に進めました。
その先は植林帯の尾根が続きます。キノコレーダーも石レーダーもなかなか反応しません。
倒木にいかにも美味しそうなキノコが出てました。これはいけるかも …。ちょっとかじってみます。
ゲゲッ! 苦い。ニガクリタケです。大外れでした。いつも見るやつより赤みが強い。ぬれていると見分けが難しいです。
キノコはないけど、栗はいっぱい落ちてました。山栗だからちっちゃい!
いくつかピークを越えて、ようやくウノタワです。まずは植生をチェック。想定通りでしたが、気温が低いためかお目当てのものはありませんでした。残念。
ニカワハリタケは手頃なのがいくつか出てたので確保しました。レア物なのでうれしい。
スギゴケの絨毯は厚みが10センチ以上ありました。フカフカです。
地下足袋なら踏んでも大丈夫でしょう。
白岩集落跡で鹿に会いました。普通なら「ピィ」と鳴いて一目散に走り去るのですが、こいつらはゆっくりと距離を取り、20メートルくらい先でこっちを見ていました。カモシカみたいで珍しい。
採ってきたニカワハリタケは刺身で食いました。ポン酢と醤油と蜜でいただきました。トロンとしたゼラチン状の食感が最大のポイントですが、ポン酢と蜜はほんのりとキノコの香りがしました。